花弁のしずくの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『花弁のしずく』に投稿された感想・評価

ヒロ
3.6

過去のトラウマが原因の不感症を患う妻との性行為に不満の夫は妻の友人や女中と不倫を重ねる。妻はその事実を知り、自らの性欲を抑圧しながら良き妻を続けるべきか、初恋の紳士な医師のもとへ助けを求めに行くのか…

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巨峰
3.8

この映画を見ていたら、70年代の日本映画は日活ロマンポルノを抜きにして語れないなと。シネマスコープ画面に映る女優さんは無駄に美人だし、清潔感のある身体。艶技もいい。全体的にめっちゃ重々しい描写に犬ま…

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田中登の監督第1作。不干渉の中川梨絵が快感を覚えるまでを、暗喩を散り場目、表現している。田中としてはおとなしい作品となったが、次の「牝猫たちの夜」「夜汽車の女」で田中美学が開花する。

田中登のデビュー作。
華道家のマダムである中川梨絵は性嫌悪気味。
そのトラウマが徐々に明かされていくのだが、犬を連れた暴漢に犯されるというもので、犬も強姦に一役買っているのが今では不可能な描写。

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田中登のデビュー作らしい。
中川絵里、白川和子ら伝説女優たちの共演。
引き戸、障子、畳、縁側などのアイテムが舞台装置として良く機能している。
足袋の足元のショットとか色々勉強になります。
中川絵里の…

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普通に映画だ!!
"不感症の治療"とかAVだったら馬鹿げた設定にも思えるだろうけど、ちゃんと女性の主体性の回復を描いている。

天井に花びらが浮かぶ、とても鈴木清順的なカットも素晴らしい。

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田中登の記念すべきデビュー作。絵作りも凝ってるし中川梨絵の過去のトラウマがフラッシュバックするシーンの外連味ある演出も良いし中々見応えある。

まあ話は超絶くだらない(華道をナメてるでしょ)のだが、編集、カメラワークの意図的なのか未熟なのかの独特のリズムと、お笑い一歩手前で踏みとどまる外連味ある演出で飽きさせない。

裸が入っていれば何でも…

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4.0

ネコヤナギを毟ってひねりつぶす冒頭から虜に。中川梨絵の眼!白目むいたりひんむいたり、ホラーみたいなのに色っぽいくて不思議。三田村玄と白川和子の足がベッドからそろりそろりと降りてくるとことかやっぱり田…

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