色暦女浮世絵師の作品情報・感想・評価

色暦女浮世絵師1971年製作の映画)

製作国:

上映時間:66分

3.6

『色暦女浮世絵師』に投稿された感想・評価

曽根中生の監督デビュー作。夫に代わって絵筆を執る妻の小川節子。彼女の描く男の顔は、かつて彼女を犯した男だった。その絵を見た男が、絵師を訪ねてくるが…。まだ曽根としてはおとなしい園sy筒。
3.5

アマプラ。
「いちどは行きたい女風呂」でのヒッピー役がハマってた前野霜一郎さんがリビドーに従順なサイコレイピストを素晴らしい力演で魅せる時代劇。

そんな前野氏にうっかりレイプされてしまい性の世界を…

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とんでもない怪作
とにかく脚本、カメラの素晴らしさ、
後半に傾れ込む怒涛の展開がさらに凄まじい。そして音楽はバッハ 
だから、ロマンポルノはやめられない、

気軽に見たらパンチ強かった。
前野霜一郎演じる強姦魔が強烈かつ気持ち悪い。
花を咥えたままレイプしたり、近所の子どもと戯れてるかと思いきや女を見つけた途端に強姦したり…
狂人かなと思いきや、いいとこ…

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ジャンルはリベンジ映画になるんだろうけども、芸術とは何かという苦悩もあったり、背面座位(乱れ牡丹!)中に三味線を奏でたりして、これは傑作と言っても良いんじゃないでしょか!

夫が貧乏絵師で献身的に支…

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4.7

曽根中生の本格デビュー作にして怪作。過激だが愛嬌のあるSEXシーンの連続で、女浮世絵師の孤独な復讐をネットリしたイタリア映画のような画面で綴ったロマンポルノ。

レイプ魔の人、怖すぎ…。でもなんか笑…

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3.0

曽根中生監督の日活ロマンポルノ時代の傑作。
貧乏浮世絵師の夫婦が主人公で、いわゆる復讐時代劇だが、ポルノの演出のせいか生々しい。脚本等も手抜き無しの構成で見応えがある。
音楽は何故か時代劇なのに全編…

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レイプシーンが長回し気味で嫌だなあ。三味線弾きながらするのは面白かった。

師匠である鈴木清順監督の影響がハッキリと分かる作品。それも、ただモノマネのように取り入れているのではなく、曽根中生監督の世界に見事に取り入れられている。
物語的にもなかなか面白く、脚本の構成が見事。…

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3.9

冒頭の椿がラストに聞いてくる。椿という象徴が女の惨劇から男の惨劇へと意味を変えるのがキモ。

ラストのヒロインは紫の着物にコントラストの強いライティングで映され、声も低くなりファム・ファタール的様相…

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