人生に絶望した男が少女に出会うことで夢見る真実への旅路。
ガラスに画を描いてアニメーションにする技法は闇がくっきりと表現されるのに対し、指の筆圧から伝わる暖かみが画面全体を淡い感じに包み込む。
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昨日鑑賞した「雌牛」…♡
すっかり魅力されてしまったので…
本作も鑑賞…☆
生と死
命
楽園、天国
争い
…圧倒的な「画力」…
画面から「飛び出してくる」…
そんな感覚…
「絵」は本当に美しい…
ガラスに描く油彩画でアニメーションをつくる驚異のアニメーター、アレクサンドル・ペトロフのドストエフスキー“おかしな人間の夢”。
“雄牛”でも夢の世界がキーでしたが、前作と比べると、ザ・スラブ系不条理…
ガラスに絵の具を布したアニメーション。のっぺりとした油絵のようだが不思議と透明感も感じさせる画風。カットとカットの繋ぎは残像を滲ませ、変形・膨張収縮しながら植物の成長のタイムラプスを眺めるかのようだ…
>>続きを読む現世と夢の境界線がわからなくなるドストエフスキーの作品を重厚なタッチで描いた油絵アニメーション大作。
今作では表情の機微、鉄道の背景、そして砂浜などの「動き」の表現に驚かされる。
堕落の表現のお…