タイトルの ”Worried about the Boy” は、そんな生き方しかできず、その上ゲイであるジョージを両親(特にお父さん)が心配していること、麻薬疑惑が発覚した後は、ファンが心配していることに引っ掛けてあるんだど、ジョージは心配されればされるほど、ありのままの自分でいてはいけないような罪悪感を感じてしまう。
前半はジョージのスクワットでパーティしたり、のちにニューロマの聖地となるブリッツ・クラブでのパーティ・シーンばかりで、こういう世界に興味のない人たちは退屈かも。私は、ジョージのスクワット仲間がドレスアップしてブリッツ・クラブに行くところがもう鳥肌が立った。Dawn, Sarah, Mo, Christopher, Marilyn and George って名前が出て、6人がチラシが貼りまくってあるロンドンの裏道を闊歩して、角を曲がったところでうわ〜っとドレスアップした若者がたむろってる。この退廃的な感じがたまらない。
私はカルチャー・クラブはあのポップなイメージがバカすぎて好きじゃなかったんだけど、音楽はすごい好きだった。「カマカマカマカマ」はあまりにヒットしすぎていーかげん嫌いだったけど、 "Church of the Poison Mind" とか、”It’s a Miracle” とかめちゃくちゃカッコいいじゃん!
今PV観ると、カルチャー・クラブは日本好きだったみたいね。映画の中でも、ジョージがイッセイ・ミヤケの服が好きだったりとか、カークに日本のはっぴをプレゼントされてめちゃくちゃ喜んでたりしてたけど、”Miss Me Blind” のPVなんて日本満載!でもまだゲイシャや浮世絵や漢字ってレベル?!「文化倶楽部」って使ってたよな〜そう言えば!「メラメラと燃えている〜」って日本語を使ったり、”The War Song” では「せんそう はんた~い」って日本語で歌ってるし。来日した時、原宿で洋服買いまくって、税金かけられないように全部着て、着膨れしたボーイ・ジョージが税関を通る写真をミュージック・ライフで見た覚えが。
麻薬疑惑後のシーンでは、お父さんが「お前を心配している日本のファンから電話がきた。 “How Boy? How Boy?” って訊いてた」って言ってたけど、誰だよ、ボーイ・ジョージの実家の電話番号知ってた日本人って?!オネエ・クラブの人かなあ?
ジョージは、「僕はそんなに悪いことをしたんだろうか?」って訊くと、ジョンは「年とって、昔ほど可愛くなくなったんだよ・・・。ボウイだってそうだ。ジギー・スターダストを殺して、Station to Station 出して、終わりだと思われてた。でもLowを出しただろ?今お前は、Station to Station と Low の間なんだよ」と言う。