ある道化師の24時間の作品情報・感想・評価

ある道化師の24時間1946年製作の映画)

24 heures de la vie d'un clown/A Day in the Life of a Clown

製作国:

上映時間:18分

3.5

あらすじ

『ある道化師の24時間』に投稿された感想・評価

ドキュメンタリー調のボイスオーバーで話が進む、これならまだ退屈しない作りだと思った。ついでにナレーターが映像に登場して、超ノワールなショットで異様な雰囲気を纏っている。セリフも字幕で見る分でも結構面…

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S
3.5

メルヴィルのデビュー作であり唯一の短編作品。メルヴィルの好きなサーカススターの二人の一日を追ったドキュメンタリー仕立て。大半のシーンが公演や楽屋裏といったオンの映像になるのかと思いきや、家での憩いや…

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2人の道化師の1日。1940年代当時のサーカスの舞台裏や私生活を覗く感じでわくわくしちゃう。サーカス好きだな。すごく魅力的なモチーフ。
夕飯はいつもパスタだって文句言うベビー。でも奥さんのことはエン…

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『海の沈黙』併映で観ていた。道化師のオンオフ、突然現る犬、真似したい太過ぎるパンツ。鏡に映る対象がカットで入れ替わる。メルヴィルはブレッソンの短編観てたんだね。

★★it was ok
『ある道化師の24時間』 ジャン=ピエール・メルヴィル監督
24 heures de la vie d'un clown

18分ショートフィルム
メルヴィルのデビュー短…

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BON
-

ジャン=ピエール・メルヴィル初の短編映画で、当時パリのメドラノサーカスのスターであった有名なピエロ、ベビーとマイスが主演を務める。

「映画が好きになる前は、サーカスが好きだった。この愛で私は友情を…

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鈴渚
3.5
大鏡と机に置かれた小さな鏡のシーン。ショットの切り替えで鏡の中の人物を入れ替えた目的は?道化師が化粧を落とす姿を映すのも鏡。化粧する姿を映すのも鏡。
タイトルまま。
大したことはないが、闇の中で道化師の山高帽と煙草の煙だけが光って浮き上がるショットがカッコよすぎる。
3.5
ナレーションで進む短編。時折後のノワール的な画作りが見られる。
後年の『マンハッタンの2人の男』に繫がるようなパリの街角を捉える視線の生々しさと日常性、ドキュメンタリー性。なるほどヌーヴェルヴァーグがメルヴィルを崇拝したわけだ。

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