ベッドとソファの作品情報・感想・評価

ベッドとソファ1927年製作の映画)

TRETYA MESHCHANSKAYA

製作国:

上映時間:71分

3.8

『ベッドとソファ』に投稿された感想・評価

3.9
男たちの身勝手さに嫌気がさす女。
タイトルのベットとソファーぴったりすぎるからタイトル賞あげたい。
サイレントだけど会話が聞こえてくるような、ショットの連続。
@シネマヴェーラ
「ショットとは何か 歴史編」刊行記念 映画 ショット 歴史
このレビューはネタバレを含みます

めっちゃ好きなタイプの映画だ

初めての完全無声映画なのもあって
字幕含めてちゃきちゃきした印象

「夫」という名前をもらった途端、だんだん粗雑になる男の様子リアルすぎたし、妻が列車の音で夜中に我に…

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Okabe
4.0

街の目覚めが賭博師ボブのモンマルトルを想起させる。こっちは清掃車でなく掃き掃除だが。特に前半は細やかな人間の描写や猫のかわゆさ、サイレントらしい光学的にリズミカルなショットが共存していてよかった。後…

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このレビューはネタバレを含みます

完全サイレントで静まり返っていておなかの音ひとつ鳴らせないなという緊張感が最初はすこしあったが途中からおもしろくてそんなことほとんどわすれてた。
なんとなく途中頭の中でアジカンのアフターダークとジュ…

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tBi
3.8
Rec.
❶24.09.03,シネマヴェーラ渋谷/「ショットとは何か 歴史編」刊行記念 映画 ショット 歴史
ぴよ
5.0
このレビューはネタバレを含みます

(35mm)
アングルとフォーカスの映画。

王道の展開で結論が出たところから非日常が日常になる後半パートに突入する。

邦題がちゃんと隠喩になっているのも良い。

産婦人科の待合室にいるのが保護者…

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列車と朝のモスクワの風景を映す冒頭がとても良かった。
2人の夫に利用され、ずっと浮かない顔をした妻が決心するまでを、素早くカットを切り替えて感情を想起させる。
アノ
3.5
ちょっと変則的な男2女1映画。この奇妙な同居生活が成り立つのはそもそも女の人格を誰も尊重していないから…なのでかなりフェミニン。
クソ狭いアパートの使い込みが見事ー。

ソビエトモンタージュが駆使される冒頭のモスクワへ向かう列車のショット構成が素晴らしい!都市を俯瞰して記録したような映像とその中の市民を切り結んでいく手つきに惚れ惚れする。男2人と女1人のメロドラマの…

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