おとなの事情のネタバレレビュー・内容・結末

おとなの事情2016年製作の映画)

Perfect Strangers/Perfetti sconosciuti

上映日:2017年03月18日

製作国:

上映時間:96分

3.7

あらすじ

「今では携帯はプライベートの詰まったブラックボックス。ゲームをしない?食事中、かかってきた電話、メッセージをみんなオープンにするのよ」。友人夫婦7人が集う夕食の場で、エヴァはいきなりそう提案した。新婚のコシモとビアンカ、反抗期の娘に悩むロッコとエヴァ、倦怠期を迎えたレレとカーロッタ、恋人に今日のディナーをキャンセルされたペペ。「何かやましいことがあるの?」と詰め寄る女性陣に、男性陣も渋々ポケット…

「今では携帯はプライベートの詰まったブラックボックス。ゲームをしない?食事中、かかってきた電話、メッセージをみんなオープンにするのよ」。友人夫婦7人が集う夕食の場で、エヴァはいきなりそう提案した。新婚のコシモとビアンカ、反抗期の娘に悩むロッコとエヴァ、倦怠期を迎えたレレとカーロッタ、恋人に今日のディナーをキャンセルされたペペ。「何かやましいことがあるの?」と詰め寄る女性陣に、男性陣も渋々ポケットを探り、テーブルには7台のスマートフォンが出揃った。メールが来たら全員の目の前で開くこと、かかってきた電話にはスピーカーに切り替えて話すことをルールに、究極の信頼度確認ゲームが始まる――!

「おとなの事情」に投稿されたネタバレ・内容・結末

タイトル : 鍵付き日記帳
ー映画「おとなの事情」ー

小学生4年生の時、鍵がついた日記帳がクラスの女子の間で大ブームになった。
ブームの火付け役はたしかスミレちゃんだったか。
親に買ってもらったそれを学校に持ってきた。
日記帳はたいそうなものではなく、可愛いキャラクターが描かれた表紙のノートに小さな南京錠がついただけのものだった。
けれどスミレちゃんが持ってきたそれに、クラス中の女子の心が鷲掴みにされた。
部屋は兄弟と共有で、小さな町内が世界のすべてであった小学4年生の私たちにとって、鍵付きの日記帳は、初めての「じぶんだけの秘密」だった。

ポップなハムスターの絵が表紙の鍵付き日記帳を、私もすぐに買ってもらった。
小さくて金ピカな南京錠に、薄っぺらい鍵が(予備用なのか2つ)ついていたのを覚えている。
すごく興奮して南京錠をあけたのだが、真っ白な1ページ目と対面すると、かしこまって、何も書くことがなくなり、困ってしまった。
サッカー部のあの子のこととか、自作の小説とか、私にも女子小学生なりの秘密があったけれど、どれも鍵をつけるほどの秘密じゃないような気がした。
仕方なく、お気に入りのシールを貼ったり、日記みたいなものをつけてみたけれど、数日で飽きた。
結局、私以外のみんなも「じぶんだけの秘密」を十分に扱いきれなくて、中身を見せ合ったりして、最終的にはただのノートになっていた。

あの時の日記帳はいつのまにかどこかにいってしまい、今わたしの手の中にはスマホがある。
映画「おとなの事情」は、幼馴染の友人同士が集う夕食の場で、スマホを見せ合うというゲームを始め、それぞれの秘密が徐々に明らかになっていくというあらすじである。
縦13センチ、横7センチの、板チョコみたいに薄っぺらい機械。
これが私のすべてではないけれど、家族や友人が知らない”私”がこの中にあるのも事実だ。

恋人とごはんを食べているとき、机の上にはスマホが2つ並ぶ。
たまに彼のスマホがピロンと鳴る。
誰かがこの人を呼んでいる。
私の知らない、誰か。

大人になるにつれて秘密が増えた。
鍵をあけて中身を互いに見せ合いっこするような無邪気さは、あのノートと一緒にどこかへ失くしてしまった。
けれど、お腹に秘密を抱えながら生きている大人の私たちも、それはそれで良いかなって少し思う。
秘密の中身を共有しなくても、秘密という”人間の奥行き”を互いに認め合えたなら、私たちはこれからも一緒にいられる。 

大人には大人の事情がある。
おとななら誰でも秘密の一つや二つはある…と言うのは割と良くあるテーマかな
誰でも秘密はあるよみたいに言ってた主人公の夫には特に何も秘密がなく、娘に厳しくしてる妻は友達と不倫という皮肉
不倫相手の友達共々最低だな
おとなの秘密とか言うけど大体不倫ネタばかりなのがゲスい
イタリア産ブラックコメディ。

前半はあんまり仲良くないメンバーに食事に誘われて知らない会話を聞いてゆっくり状況を把握していく体験をもろにさせられる。

後半へ進むにつれて投下される爆弾の威力が激しくなって…と言うなれば予想通りの面白さではあるが人の不幸はやっぱり楽しい!

月が地球の影に隠れ出したとき自身の影に隠れた携帯という本性をさらけ出す彼らはほんと滑稽。w

愛情はないが罪意識で離れられないというセリフが印象的。
でもパンティーははきなさい、寒いから。
最後の夫婦の会話から、もし携帯をスピーカーでみんなの前で公開したらって、こうなっていたであろう、、、、っていう映画だと感じた。

なので結果そんなバカなゲームはしなくてよかったというオチだと思う。
劇場で見逃してしまった作品。

三谷幸喜がやりそうな密室劇だった。
よく知らない方が幸せなこともあるというけど、それを体現したような各々のアレやコレやが露呈していく様は、無関係だからこそ楽しめる。
当事者だったら心中穏やかではない人は結構いるのでは(笑)。

ラストは他の人のレビューを読んで納得。
"ゲームは無かったことにした"のかと思っていたら、"ゲームはやらなかった"のね。
もしやっていたら~・・・ということか。
それにしても、エヴァが一番タチ悪い。
友達の旦那や奥さんに手を出すのは絶対にアウトでしょー。

あと、この仲間たちとのやり取りだけではなく、好きな人とお泊まりデートについて相談する娘と父親も"おとなの事情"という感じだった。
頭ごなしに反対するのではなく、娘の気持ちと立場を尊重し判断を委ねるって、頭では分かっていてもなかなか出来ない気がするな。男親だから冷静なのかな。
父親のアドバイスは素晴らしかった!
まさしく¨大人の事情¨!


あのゲームは、

¨実際には行われていなかった¨

っていうことだったんですね。


ずっと家の中でのお喋りなのに最後までノンストップで飽きない!

緊迫感とキャラクター豊かな登場人物とでいい雰囲気でした。

最後、車内で返信を打っていたあの男性…最高にクズです👍🏻

最後のシーンの捉え方が結構自分と違う人が多いのだけれど
あれは結局はあのゲームをやらなかったってゆーことでいいんじゃないだろうか?
だって最後建物から出てきた
あの女性は髪の毛を下ろしてたし、
口紅も塗ってなかった。

映画が言いたいのは
秘密を知ることにいいことなんてない
何かやましいことがあってもなくても
そこからポジティブなエネルギーが生まれることはない
人は幸せな真実よりも不幸な嘘を
簡単に信じてしまう
そんなようなことだったんじゃないかなと
私は思いました。

何も知らずに幸せに
毎日を送ることを選ぶことは
虚しいこと?

最後のシーンなんかクスッと笑えて
イタリア人のユーモアを感じました
イタリア映画ならではのテンポのいいイタリアンジョークを織り交ぜながらの会話が日本人の私からしたら新鮮でずっと聞いてられるような疲れるような.....(笑)

今や携帯電話は必需品であるがために、秘密がすべて入ったブラックボックスであり誰もが見られたくない何かが秘められてるなと思った。
まあその各々の秘密が大きすぎて驚いたけど、言い出しっぺの彼女もこの中にいる夫の親友と浮気してて笑った。

月食が皆の行動に重なり合ってて、普段は光を見せているが光を覆い隠すことによって覆われている、皆の秘密なとが明らかになり、月食がメタファーとして使われているところが面白かった。

最後満月になることによって、彼らも元に戻って何事もなく夢だったかのようにゲームは実行されなかったオチで驚いた。
まあきっと人の携帯なんて見ても絶対いいことないよね!(笑)

あと、娘が彼氏の家に泊まるかどうか迷って、電話する父親の話は素敵で感動した!
スマホ見せ合おうとか言うけん
なんか暴きたい秘密でもあるんかなって
思ったら、ただ単に暴露して
関係めちゃくちゃにしただけやん…笑

なんでゲームしようとか言い出したんや…

浮気バレたのに
最後、なんでいつも通りに接せるんて…

2018年49本目
「なぜ人は月食に魅かれるの?」
「"狂気"を呼ぶからさ」

危険なゲームを始めた7人の男女。
愚かな大人たちの矛盾した姿。

同族嫌悪?類は友を呼ぶ?
行動には理由がある。誰かの影響も・・


「君のことが心配なんだ」
最後までゲーム反対派のロッコ。
学んだことは避けること。優位に立とうとして争わないこと。譲ることは弱さじゃない。むしろ賢明だ。
ロッコはエヴァの浮気に気づいてた?

女好きの友人にエヴァを紹介したり娘の連絡先を教えちゃう辺りロッコは脇が甘い。
自分から献上してるようなものだ。
そのうち娘もスイスの医師のところで豊胸するかも。
巨乳好きのコジモのために。

犬のフリをしてたコジモ。犬って子供沢山作るからね。

カルロッタの10歳の息子、
ブルーノ(Bruno)はイタリア語で『褐色』を意味する。
レレの子ではない可能性が高い。
あの中で一番肌が焼けてたのはコジモだけど、、あの場にいた女性全員と(過去を含め)デキてた可能性は・・

物語全体で人が入れ替わりながら同じ事象が繰り返される。
例)ロッコ:娘からの電話/ビアンカ:元カレからの電話(共に聞き役)

ロッコのカウンセラー役をしてるのはビアンカじゃないかな。
夕食会でカウンセリングの話をバラしたのもビアンカだし、ロッコが別荘の予約が取れた連絡を受けたとき落ち込んだ表情をした。
(他にも理由があるけど長くなるので省略)
この2人は何かありそう。

2つに見える月食、二重の秘密。
皆で写真を撮る時にペッペの後ろにレレが隠れるように移動しペッペの肩を動かないようにガッチリ抑える。皆の背後で月食化する二人。

ペッペに絡むものはいつも2つ。
(持参したワイン・月食・携帯電話・真正面に座るロッコ夫婦(男女))

ペッペは教職を解雇される。
Siriの使い方やアメリカのダイエットアプリを最近覚えた。
携帯の着信音がカエルの鳴き声(=両生類)
(着信音を茶化されたレレは「子供の仕業だろう」という。)
電話の相手ルチオの声は妙に若い。
ペッペの相手は元教え子?
解雇の理由はゲイだけじゃない?
裁判沙汰にならないのは2人共ゲイだから?
(解雇で罪を最小限に抑えた)※推測

デート前メイクする娘に怒る時も、
コジモに「最低のクズね。」と唾を吐いた時も鏡にはエヴァの姿が映る。
娘に厳しいのは鏡のように似ているから。

ビアンカがテーブルの上に置いていった回転する指輪は月食の輪のようで、
数秒でパタンと倒れる。

夕食会の修羅場の後、
着替えたはずのロッコが青いシャツのままだったり、エヴァが突き返したはずのピアスを耳から外していたのを見ると、

月食の間に起きた出来事は幻だったようだ。


月食が終わりいつもの満月に。

それぞれの日常に戻り隠してた秘密をいつも通り一人密かに実行してるラストがいい。
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