それぞれの幸せと不幸せの間(あわい)に、慈愛に満ちたまなざしが宿っているような作品だった。
レイモンド・カーヴァー(1938-1988年)の短編を読んだときの感覚に近く、彼の地でブルーカラーに生き…
結局は過去の人、綺麗な思い出ばかりが美化されているだけなのは絶対で、一時点では旦那と若かりし頃の元彼どちらのほうが好きだったかなんて順位付けられないだろうし、たとえどちらかが優位になったとしても結婚…
>>続きを読むもどかしいやりとりからの
あの頃の2人を取り戻していく様子が
微笑ましくも傷ましくもあり、
人生って分岐の連続なんだなあと思う。
「あの時、ああすれば………」
誰もが思ったことのあるもしも。
もし…
おままごと始まったあたりから冷めたけど、ああやって楽しめる関係いいですね。人って家の中であんなに楽しめるんだ。
結婚して誰かのものになって、その人の理想にこたえる。うーん
答え合わせできて幸せよ
み…
久しぶりに地元に帰って来てた元カノとたまたまスーパーで出会う。
誰にでも起こり得そうなシチュエーション。
男の方が先に気づいたのにいったん気づいてないフリをして向こうに気づいてもらうのを待つのもリア…
大人として現実と向き合わなければならないことのほろ苦さをひしひし噛み締める、なんとも渋い大人の作品。ちょっとリチャード・リンクレイター監督のビフォア・サンセットあたりの影響も感じられるような…。
中…
いつか恋人だった2人が、偶然の再会から思い出話に花を咲かせる。変わりゆく人生の寄り道には変わらないものがあって、未だ2人にしか分からない好みも空気感もこの世界にはずっと存在していたのだと知る。でも特…
>>続きを読む20歳前後の男女では、将来の解像度が全然違うし、そこで価値観の違いだと認識してしまい、すれ違いが生じるのは大人にならないと分からないことなんだろうなと感じた。
何が正解だったかなんて誰も分からない…