話の展開(サクサク場面が変わったり、急に踊り出したりするところがそれっぽい)言葉の運びがそれっぽいというのと、モノクロということも相まって、映画を見終わると、アメリカの短編小説を一本読んだ気分になる…
>>続きを読むそれぞれの幸せと不幸せの間(あわい)に、慈愛に満ちたまなざしが宿っているような作品だった。
レイモンド・カーヴァー(1938-1988年)の短編を読んだときの感覚に近く、彼の地でブルーカラーに生き…
初恋の相手と1日の現実逃避
〈あらすじ〉
高校時代に付き合っていたジムとアマンダは、地元のスーパーで再会する。コーヒーをきっかけに、懐かしい思い出にふけながら、1日だけあの時の2人に戻る。
自分…
マイリストに入れてたので、ふわーっと見始めたけど、好きな雰囲気の映画だった。たった一夜にいろんなものが詰め込まれててて、いろんなことを後悔してもそれでも2人はあのまま生きていくしかないのが人生って感…
>>続きを読むドキュメンタリー出身の監督。
即興劇で繊細な感情や心の奥底を静けさと生々しさで上手く表現している。
観る人の経験や心情によって解釈が変わるラスト。
人生の分岐点、とりわけ未熟だった頃の選択をやり直す…
あの時あぁしていたら。
どんな選択をしても、選ばなかった別の道を思うものなのかもしれない。きっと誰もが抱いたことがあるであろう気持ちを、もっと強く運命に寄せて描いた作品でした。二人だけの会話劇で、『…
シビアで写実性の強い"The Notebook"みたいだった
英語には日本語のように懐かしいという思いを表す言葉はそう多くない、しかし彼らの思い出が会話だけでも画面越しによく伝わった
もしもの世…
実景の撮り方、美しい。田舎、自然。ジムはそこから抜け出せない。アマンダとの再会はジムにとっては、青春の再開だろう。1番輝いていた時期を味わう面白さ、ノスタルジーへの没入。笑顔が生きていた。夫婦のふり…
>>続きを読む若い頃にとても好きだった恋人と、中年になってバッタリ再開したら?
あんな胸を焦がすような恋愛経験のない自分でも、中年になった今の二人の、未来への漠然とした不安や老いへの焦燥感には共感した。
若者から…