ユーモアが溢れ、ほぼ家の中でしか物語が展開されないのに退屈に感じなかったのは登場人物同士の会話やセリフの言い回しの質が高かったからだと思う。
物語のメインは多数の登場人物で繰り広げられる勘違いコント…
一緒に見ていた妻が「あれ?これ前に見たことあるよ」と言い出した。
座組には既視感があったし、妻いわく「見ながら“演劇っぽいね”って言ってたよ」とのこと。でも、内容だけでなく、見たことすら覚えていない…
頭を使わないコメディー作品としては一級品。
でも前半のドタバタ感から後半の哀愁に持っていくにはかなり無理があったと思う。
どのキャラクターも救われたようで救われてない終わり方をするのでエンディング中…
(C)2017「泥棒役者」製作委員会