相変わらず内容はカオスで…
でも、役者さんの圧倒的な演技力と奇抜な?演出でやっぱり面白いと思ってしまう。
何だかんだで観賞自体は3回目。
1回目は舞台を生で、2回目はDVDで、そして今回3回目。
…
とんでもないものを観てしまった!
その熱量に途中から嬉しくてニヤニヤしてしまった。
蜷川幸雄の怪しげで、暗い中に浮かび上がる美しい演出
寺山修司のドロドロに煮詰めた脚本
藤原竜也くんを含む役者…
大人になれない身毒丸と継母の撫子、家族の物語。
死んだ母を想うがあまり継母を認められない身毒丸だけど、母売りの場では一目で彼女に魅入られたような素振りを見せていて、その後は母を想いながらも何処かで…
観れたこと、それ自体がありがたい。
2008年の上演を観れたわけがないし、当時の年齢じゃ全然理解できなかっただろうし、こういう上映はすごく必要。
蜷川さんの一周忌企画というのがなんとも複雑だけれど…