ALONE/アローンの作品情報・感想・評価

ALONE/アローン2016年製作の映画)

Mine

上映日:2018年06月16日

製作国:

上映時間:106分

3.5

あらすじ

暗殺のミッションに失敗した、若きアメリカ兵士・マイク。逃れた先が、3000万以上の地雷が埋まる地雷原だと気づいたその時、目の前で仲間の兵士が爆死。さらにその瞬間、“カチッ!”…。自らも地雷を踏み、一歩足りとも動けない絶体絶命の窮地に立たされる。援軍と連絡も途絶え、救出まで52時間。その間、容赦なく次々に押し寄せる自然の脅威と、心に封印してきた過去のトラウマからくる激しいフラッシュバックに襲われ続…

暗殺のミッションに失敗した、若きアメリカ兵士・マイク。逃れた先が、3000万以上の地雷が埋まる地雷原だと気づいたその時、目の前で仲間の兵士が爆死。さらにその瞬間、“カチッ!”…。自らも地雷を踏み、一歩足りとも動けない絶体絶命の窮地に立たされる。援軍と連絡も途絶え、救出まで52時間。その間、容赦なく次々に押し寄せる自然の脅威と、心に封印してきた過去のトラウマからくる激しいフラッシュバックに襲われ続ける。現実と幻覚の間を彷徨い、己との孤独で壮絶な戦いを強いられた男の運命はーーー。

「ALONE/アローン」に投稿された感想・評価

ゆっこ

ゆっこの感想・評価

3.5
アミハマ好きにはうれしい映画だけど、やはりこれは戦争映画。
苦しくて辛い。
オチも含めて嫌いじゃないんですが…
おじさんとの禅問答は説教くさすぎるし、
"1歩も動けない"状況で100分はさすがに厳しいなと思いました。

ラストもキレイにはめすぎて(あのラストカットをやりたかったんだろうけど)少しあざといし、お涙頂戴すぎるように感じました。
nonchan

nonchanの感想・評価

3.0
途中から「まさか、この終わり方じゃないよね」と思った結末だったのが、凄く残念。😓😓😓
SyoCINEMA

SyoCINEMAの感想・評価

4.6
ラスト5分の展開に鳥肌。これはただの「ワンシチュエーション・サバイバル映画」ではない。

本作の概要はいたって簡単だ。「砂漠でたった1人、地雷を踏んでしまった兵士の物語」。一緒にいた相棒は地雷の爆発で死亡。救援が来るのは52時間後、装備はほとんどない。1歩動けば死んでしまう。なんなら敵がやってくる可能性もある。過酷過ぎる広大な砂漠で、兵士は生き残ることが出来るのか? 
これだけ聞くと、「127時間」のようなお一人様サバイバル映画をイメージするかもしれない。この映画のルックはそうだし、中身もそうだ。物語の焦点は、主人公が無事生還できるのか、それとも死んでしまうのか、になる。
この手の映画の面白さは、追い込まれた主人公がどうやって生き延びようとするか、だろう。「オデッセイ」も火星に置き去りにされた男がサバイバル法を編み出すシーンが最高に面白いし、観客が「この状況をどうやって打開するのか?」とワクワクできるところがいい。言ってしまえば、観客と製作者の知恵比べが始まるのだ。「127時間」のような実話ベースの物語であればそうでもないかもしれないが、フィクションであれば「何が起こるのか」「どうやって切り抜けるのか」を期待してしまうだろう。

そういう観点でいくと、恐らくこの映画は中盤で「えー……」となってしまうだろう。何故なら、妄想と現実が入り乱れてくるから。
片足で地雷を踏んでしまい、動けない主人公には、さまざまな困難が降りかかる。「通信手段の確保」「食糧が尽きる」「砂嵐」「野犬」「敵」などなど。畳み掛ける試練は面白いのだが、観ているうちにある違和感を覚えるはずだ。「何かがおかしい」と。

こういったワンシチュエーション・サバイバルで、必要不可欠な要素とは一体なんだろうか。それは、リアリティだ。
リアリティがあるからこそ、観客は「この状況であれば、こういうことが起きる。じゃあどうしようか……」と考える。そこを侵してしまっては、せっかく舞台を限定した意味がなくなる。
なのに、この映画ではそれをやってしまうのだ。心身ともに極限状態に追いつめられた主人公は幻を見るようになり、襲い掛かってくる野犬も偶然通りかかった村人も、実在するのかどうか怪しい状態になっていく。そういう状況だから、観ている側も「これってどっち?」と混乱するようになり、なにが正常で異常なのか、判断がつかなくなってくる。
さらに、主人公の記憶は混濁し、自分のトラウマである父親の幻影に悩まされ、恋人との思い出がフラッシュバックするようになる。
そうなってしまっては、ワンシチュエーション・サバイバルというより「極限状態に陥った人を描く映画」、あるいは「自分探し映画」だ。アーミー・ハマーのファン以外は、そこで脱落してしまうかもしれない。

だが、この映画はここから始まるのだ。どうか焦れずに、もう少し観てみてほしい。そのような禁じ手を使った理由が分かったとき、きっと衝撃を受けるだろうから。
ネタバレにならないギリギリを攻めると、「ALONE」は「ワンシチュエーション・サバイバルの皮をかぶった●●映画」なのだ。それまでに描かれたすべての行動・描写にはある明確な「意味」がある。全部観終えたときに、最初からもう1度観返したくなるはずだ。
あくまで個人的な感想だけれど、僕はこの映画を観終えたときに、脳内で「うわー!」と声を出してしまった。そういうびっくりさせられて面白い映画は、人に薦めたくなる。「カメラを止めるな!」然り。

劇場でも、叶わない方はDVDでも、機会があったら観てみてほしい。ワンシチュエーション・サバイバルものに新風を吹き込む意欲作。
pier

pierの感想・評価

3.9
思っていたより良作でした。
発煙筒を焚くシーン少しくどかったですが、それ以外は"幻想的"。
地元民の男性と娘がキーです。
ワンシチュエーションでありながらしっかり最後まで観てられる力作です
3000万個以上も地雷が埋まる砂漠に足を踏み入れてしまった兵士の戦場サバイバルドラマ。主人公のアメリカ兵マイクは、テロリスト暗殺のミッションに失敗して、敗走するうちに地雷が敷設された場所に迷い込んでしまう。同僚の兵士は地雷を爆発させてしまい虫の息、マイク自身も地雷らしきものを踏んで、その場から動けなくなる。足を離せば、地雷が炸裂して、死が待っている。援軍を要請するが、作戦敢行中のためここを通り過ぎるのは52時間後。同僚の命はどうやら途切れたようで、マイクは地雷を踏んだまま、砂漠のひとり取り残されるのだ。

シチュエーションがシチュエーションのため、主人公の動きはほとんどない。むしろ砂漠の真ん中で立ち往生する彼の周りにやってくる獣や現地の人間、そして砂嵐。暑さと乾きのなかで彼の頭のなかを占める幻想のシーンも彼の孤独を鮮明に感じさせる。主人公のアクションが少ないぶん、映像はなかなか工夫されている。通りかかった現地の人間とのやや哲学的なやりとりや、その子供が演じる重要な役回りなど、ワンシチュエーションドラマであるがゆえの奥行きを追求したシーンも印象的だ。最後にとんでもないサプライズがマイクを待ち受けているが、なかなかの緊張感に貫かれた作品ではある。
nero

neroの感想・評価

2.0
タイトル詐欺とまでは言わんが、なんか違うよなあ。(邦題ね)

こういうのは短くコンパクトに! 違和感を感じさせる隙を作らぬよう、畳み込むように終わらせて欲しかった。切迫感絶望感錯乱感妄想感は面白かったんだが、そこに至るまでの説得力不足と感じた。
正直彼女はそれほどの生存モチベーションのキーに感じられるような描き方はされていないし、もしそうなら、”帰れたらどうする"って夢妄想の方へ行きそうなもんだけど、彼は過去ばかり見ている。家族のトラウマって死地にあってもそんなに気になるもんかなあ。父親の登場も余分だと思う。家族愛稀薄な自分には理解できない。あのベルベル人親子のほうがよっぽど存在感あったしね。トラウマ展開は最小限で、終盤の禅問答のような哲学的命題にもっとフォーカスしたほうが好みかも。

この地雷を踏んで動けなくなるっていうシチュエーションはよく見るけど、公開されている構造を見る限り、普通踏込んだ瞬間に撃発すると思うんだけどなあ。
それは置いとくとしても、じゃあ何故同僚の死体を重しに使わないんだとか、そのあと狼だって手の届くところにあるよね。いっそあのベルベル人を身代わりにとかって冷血展開もありかなとか、いろいろノイズ思考が湧いてきてしまう。生命倫理テーマならこっちの方が良さそうだ。
もっともシューマン・マニューバー(多分shoeman maneuver?)ってのが実在するのかは調べられなかった。”作戦”って訳すのも違うよねえ。
最後に献辞を奉じられているニコライ・セムチャコフスキーって人物も不明。地雷の開発か処理の関係者かと思ったんだがなあ。どなたかわかったら教えてください。

映画としては、結局あのポーズで最後を決めたかっただけ? 確かに足の長いアーミー・ハマーはサマになっている。
来夢

来夢の感想・評価

3.5
『ALONE』地雷を踏んで動けなくなった兵士の話。予告観た感じだとノーマンズランド+ワンシチュエーションスリラー+地面からなんか出てきたSF? って印象だったけれど、実際には127時間とかそっちの方が近いかな。でも色々工夫してサバイバルする系ではない。これはあんまり予備知識なく観た方が面白いかも。窮地に追い込まれたことで、過去のトラウマと闘う映画とだけ。
良い意味で想像と違う作品でした。
タカミ

タカミの感想・評価

2.5
原題の『MINE』には、地雷と自分のモノという二重の意味があると聞いた。
あと、掘ると責任。
そっちの方が良かったのに。
もっとヒリヒリする映画と想像していた。
これぐらいが現実的で丁度良いのだろうか。
うむむ。
>|