フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』に投稿された感想・評価

touch
3.7

"大人が泣くとき わかるんだ"
* * *
"ディズニーワールド"という夢と魔法の国のすぐ隣には、貧困と閉塞のスラム街が存在するという現実。
思わず目を背けたくなるようなその日暮らしの実情を、極彩色…

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aoto
4.0
物語はダウナーだけど色彩はきらきらなのが余計苦しい
ムーニーとヘイリー、お友達幸せになって
ボビー優しい、、
あと副題意味不明
さー
3.5

めちゃくちゃリアルだった。アメリカって日本よりも貧富の差が激しくて、この家族もモーテルでその日暮らしのような生活をしている。子供は親を選べないから、生まれた環境で生きなければいけないけど、生活は貧し…

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S.ベイカー監督作の中で最も社会派だと感じている。何気に全作社会派なんだけど、サブプライムローン危機とか、フロリダを夢と現実に分断するようなヘリコプターの爆音とか、色々問題が差し挟まれてたりするので…

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F
3.6
子どもには幸せに笑っていて欲しい。
それには大人が幸せでないと。
たくましいのは素敵なことだけど、たくましいだけでは難しい。

ボビーが素敵。

ショーン・ベイカー監督作品。フロリダの隠れホームレス親子の映画。強烈な母親と娘を描いた物は多いが最後まで子供を虐待しない作りに共感する。親同士はぶつかるけど子供を思ってのこと。誰が悪いと言い切れない…

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fm
-

2010年代のひとつの流れになっていたケン・ローチ系譜の作品。
戦争と超インフレが起きた現在を基準とすると、どうも前時代的に見える(今やさらなる格差化のうえにフェンタニルとか極右の台頭とかあるもんな…

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uriko
5.0

夏には夏の映画を。

フィクション的な彩度の高いキャンディーみたいな色彩は
貧富の対比や大人(現実)と子供(夢)の世界の対比の表れなんだろう。

子供は育つ環境を選べない。
親や周りの大人が導いてあ…

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12
-
「私、大人が泣く時わかるんだ」
ムーニーなりの世界の見方がこの一言に集約されてる
あと倒れた木が好きなこととか

華やかなテーマパークの真裏でモーテルで綱渡り生活(もはや生活と呼べるのか)をしている親子の話。

所謂、生活困窮者に焦点を当てた本作は、細部までリアルを追求しており、まるでドキュメンタリーを見ている…

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