セブン・シスターズの作品情報・感想・評価 - 39ページ目

セブン・シスターズ2017年製作の映画)

Seven Sisters/What Happened to Monday?

上映日:2017年10月21日

製作国:

上映時間:123分

3.7

あらすじ

そう遠くない未来。世界規模の人口爆発と干ばつによる食糧不足に対処すべく、収穫量の多い遺伝子組み換え作物が開発されるが、その作物が人体に与える影響で多生児の出生率が急増する。さらなる危機に直面した欧州連邦は、一家族につき子供1人のみを認める「児童分配法」を施行、違法に生まれた二人目以降の子供は地球の資源が回復する時まで「クライオスリープ」と呼ばれる機械で冷凍保存する政策を強行した。 至るところに…

そう遠くない未来。世界規模の人口爆発と干ばつによる食糧不足に対処すべく、収穫量の多い遺伝子組み換え作物が開発されるが、その作物が人体に与える影響で多生児の出生率が急増する。さらなる危機に直面した欧州連邦は、一家族につき子供1人のみを認める「児童分配法」を施行、違法に生まれた二人目以降の子供は地球の資源が回復する時まで「クライオスリープ」と呼ばれる機械で冷凍保存する政策を強行した。 至るところに検問所が設けられ、人々の生活や行動が厳しく管理される中、とある病院で七つ子の姉妹が誕生する。母親は出産と同時に死亡し、姉妹は唯一の身寄りである祖父に引き取られた。祖父は7人を月曜、火曜、水曜、木曜、金曜、土曜、日曜と名付け、「児童分配局」に見つからずに生き延びるための方法を教え込む。その方法とは、それぞれ週1日、自分の名前の曜日にだけ外出し、カレン・セットマンという共通の人格を演じることだった。

「セブン・シスターズ」に投稿された感想・評価

鑑賞中はあんまり意識しなかったけど
違和感なく7つ子を共演出来てたのは考えてみると凄い。(VFX的にも編集的にも)

演出にちょっとしたクセがあってそれが少しツボに入った。
ありそうで怖い設定が面白い。7人それぞれいい感じ。
指切ってどうすんのって感じだったが、見事な伏線だった。
最後はお約束のどっちがどっち?もあって良かった。楽しめた。
カヅキ

カヅキの感想・評価

3.0
想像してたのと違って、それはそれで面白かった。

思ったより物理(筋肉)にものを言わせる。
近未来、人口爆発で食糧不足に直面した世界。夫婦は法律で子供を1人しか持てなくなる。しかし、遺伝子組み換え食品の摂取の影響もあり多生児が多く生まれるようになり、法律違反で多く生まれた子供たちは食糧の心配がない時代までコールドスリープされる。

今作は、祖父(ウィレム・デフォー)が政府から隠して育てた七つ子の姉妹の話で、姉妹は隠し部屋で育てられる。外の世界に出られるのは常に1人という規則を厳格に守っていた姉妹だったが、ある日、出て行った1人が戻ってこないため、残りの姉妹がやむを得ず探しに行くことに...

主演は姉妹を演じたノオミ・ラパス。1人7役の演技良かった~。各キャラが個性的で、同じ画面に何人存在していても違和感なく収まっていたのが凄い。七つ子だけど頭脳派、肉体派、お洒落、オタクと色々演じ分けていて楽しそうでした。

アクション、ハイテク、恋愛、等々。色々な要素もあるSFスリラー。話が進むにつれ、グロいシーン、激しい戦闘シーンなどもあり、意外な展開。なかなか面白かったです。

日本では少子化、高齢化が問題になっていますが、世界は人口爆発しているんですよね。深刻な食糧問題とか、どうやって解決していくのか、一歩間違えば、こんな悲惨なことになるのか~と考えさせられる内容でした。
設定がユニークで気になっていた作品。

人口増加によって食糧難に陥った近未来。そこで政府がとったのは一人っ子政策。二人目以降の子供は強制的に冷凍睡眠されてしまう。そんな厳しい管理の中7つ子が産まれた。母親は出産時に亡くなり、唯一の身内である祖父が見つからないように育て、この時代で生きていく術を教えていく。

序盤はこの世界観とルールを丁寧に描き、中盤以降の緊張感へ上手く繋げています。特に曜日で一人ずつ外出し、細かい決まりを植え付けるシーンは祖父の愛ゆえの厳しさを感じました!

SFというよりはサスペンスアクションのほうがしっくりきますね!
7人力を合わせてって勝手に思っていたけど、自分的にはちょいと予想外で面白かったです!しっかり個性が出てた作品です(^^)

ノオミ・ラパスファンは大喜びでしょうね!7役の演技もアクションもエロも堪能出来ますよ!
み

みの感想・評価

3.8
人口過剰増加で一人っ子政策の中7つ子姉妹が生まれ7人で1人の人を演じて生きていく話。どこか近未来にありそうな現実感があって、生きていくのが大変な世界だなと思った。
前作『ヘンゼル&グレーテル』(傑作)ほどの爆発力はないが、そこまで悪くない。一人の役者に七役させるという無謀さも買いたい。度を超えた「暴力」と唐突に差し込まれる黒い「ユーモア」、この二本の柱がトニー・ウィルコラの作家性。ウィルコラみたいな力のある監督がアメコミ映画(大作)を撮るべきだと思う。
傑作スプラッター『処刑山 -デッドスノウ-』や『ヘンゼル&グレーテル』を手がけたトミー・ウィルコラ監督によるSFサスペンス。一人っ子政策で人口が抑制されている近未来を舞台に、七つ子の女性たちが生き残りを賭けて抵抗する話。月曜日・火曜日・水曜日……という名前を与えられたヒロインたちが、各曜日ごとに交代で一人の人間を演じるという設定がよい。全国民がGPS付きの腕輪で管理統制されており、僕のようなディストピア好きにはたまらない世界観だろう。
単純なレジスタンス映画かと思いきや「月曜日(長女)に何が起こったか?」という謎をめぐって、ミステリー仕立ての物語が展開する。『リベリオン』や『ウルトラ・ヴァイオレット』のような爽快なアクションこそないが、わりと容赦ないバイオレンス描写に緊迫感は十分。特に、マンション襲撃の後は手に汗握るシーンが続くので、観ていて飽きることはない。主人公の姉妹たちは肉親以外誰も信用できないシチュエーションに置かれ、追う側・追われる側が明確なので比較的筋立てもわかりやすかった。
いくつか不満があるとすれば、もう少しケイマンや支配層について掘り下げてほしかった点だろうか。あれだけの横暴がまかり通るのだから、意思決定プロセスと国民の葛藤をより詳しく描いてもよかったと思う。屋外の描写には違和感がなかったのに、研究所に侵入した途端に警備システムや人員体制がお粗末になったのも気になる。何より、黒幕の動機がやや弱いように感じた。いくら美談のように「子供たちを救ったのよ」などと言われても、多数の死傷者を出した張本人なので納得できるとは言い難い。
終盤がやや残念な本作だが、それでもトランプ批判のプロパガンダみたいなディストピア映画が粗製乱造される昨今、SF映画として一定のクオリティに達しているのは素直に評価できる。中でも特筆すべきは、一人七役を演じたノオミ・ラパスの存在だろう。リーダータイプ、不良タイプ、格闘タイプ、知性派タイプなどの役柄を見事に演じ分けている。また『101』のクルエラ役でお馴染みグレン・クローズや、名優ウィレム・デフォーなどが脇を固めており安心感がある。ストーリーテリングも同監督の初期作品に比べて、技術が大きく向上しているのを感じた。ウィルコラ監督の次回作に期待したい。あと『処刑山2』に字幕つけて早く国内DVD化してほしい。早くしてほしい。
LACO

LACOの感想・評価

3.8
増えすぎた人口にストップを掛けるために、一家族1人の子供だけ許され、2人目以降は冷凍保存するという世界。
その中で主人公は7つ子として産まれてしまう。本当はいけないが祖父が7つ子を育て1週間に1度その曜日の日だけ外出が出来るよう育てた。
ある日姉妹の中で1番優等生の月曜が連絡なしに帰って来なくなる。もしや死んだのではと思い心配する。もしそうならこのままでは全員死んだ事になると考え、探し始めることで話は動き出す。

ただのSFではなく、リアルな世界観と何故正体がバレて狙われるようになったのかというミステリー要素もあり、楽しめた!
1人7役全員を個性的に演じ上げたノオミ・ラパスも素晴らしかった!
設定がかなり面白そうだったのでレンタル!

遺伝子組換え作物で食糧不足を解決しようとするが、その影響により多生児が大幅に増加 そういうわけで2人以上生まれてきたら児童分配局という機関がお子さん冷凍保存してやりますわ! という世界観
そこで7つ子が生まれてくる!(出産シーン見たかった 笑)
でも、分配局に連れてかれないように7人全員が一人の同じ人物を演じて生きていく
7人は月火水木金土日という名前が与えられ、自分の名前と一致する曜日にお出かけする

この手の映画は途中から設定を守らなくなることが多い気がするが、本作は最後まで割としっかり守り抜けていた気がする
この一聞無茶な設定に説得力を持たせるために、丁寧な描写が序盤では多く見られる
個人的には最初の方が一番楽しめた

そして観客を設定に慣らした後、月曜が夜になっても帰宅しないというサスペンスが始まる ここからはテンポも良く、ハラハラドキドキな展開も多めで飽きさせない

オチも決して悪くはないが、ある程度どういうことになるかは最初から予測できそうなストーリーではあった
それと、戦闘シーンに結構な違和感を覚えた ネタバレになりそうなので詳しくは言えないが、ここの部分に関しては上手く行きすぎな感じがした 安っぽさを感じるところもたまにあった

しかし、見事な一人七役の演技を観れるというだけでレンタルすべきだと思う
ある程度真剣に観ていたら設定の粗が見つかるかもしれないが、普通に鑑賞する分には全く気にならなかった

鑑賞前の予想(設定だけ知っている状態) 7人中6人が死んで最後の一人が他6人の意思を継いでウィークという名を名乗り、生きていく という厨二病予想がカスリもせず、ただただ恥ずかしかった