学生映画だが、きちんとロードムービーの体を成していた。
知らないどこかへ旅するのではなく、知らない場所から自分の日常へ帰っていくというストーリーが良い。
登山でも旅行でも、帰り道が1番疲れるものだ…
首しか上がらない腹筋運動とか試験前夜の掃除とか、やり続けたってしょうもないこと、でもやめてしまったらもっとしょうもないのではという幻影のような不安。それは自分の中にちっぽけな聖なるものを見つけた瞬間…
>>続きを読む好きだった自転車の漫画に「自転車のいいところは踏んだ分だけ確かに前に進めること」みたいなことが書いてあって、それは自主制作映画のよさにも通じる(撮ったカットが使えないことはままあるとはいえ)かなと思…
>>続きを読む持て余した暇から思いつく無茶、なつい。
自宅から東京の大学まで往復100キロ強意味もなく自転車で向かったなあ。本気で思った「もう走りたくない」!!
なのに謎に引き返したくないの分かる〜〜
下り坂のカ…
山下敦弘の初期作品のようなオフビートな味わいのインディーズ映画。
日大芸術学部の卒業制作だったらしいが、フィルム撮り全編ロケ撮影という野心的な作りで、ロケーションを活かしたロングショット主流の構成、…