モアナ~南海の歓喜~の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『モアナ~南海の歓喜~』に投稿された感想・評価

pherim

pherimの感想・評価

4.2

南太平洋サモア諸島の原住民の暮らしを映すドキュメンタリー。

1926年の映像に、監督ロバート・フラハティの娘モニカ・フラハティが80年代に現地録音したサウンドが付加された。失われつつある生活様式の…

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フィックスの画角は機材が大きすぎて簡単に動かせないからそうなったのか、単にそうしたかったのか、アップが多く、モアナの踊りはもっと俯瞰してほしかった。あと遠景になるとピントがぼけたように見えるのはちょ…

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冒頭、その辺に生えてる葉っぱがデカすぎてそれだけで「何もかも違う」を感じてしまう。女はトップレス、男は通過儀礼にタトゥー、婚礼の儀式で両者は"調べ"に合わせダンスを交わす。モノクロなのに海が透き通っ…

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昼寝

昼寝の感想・評価

2.8

次々と繰り出されるサモアの人々の生活の知恵と技のスリリングさにときめく。イノシシ、ウミガメ、ヤシガニを狩る、高い木を上へ上へとどこまでも登り続ける子供。1925年の映像に1980年の音声が被さってい…

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su

suの感想・評価

4.0
絵の具が溶けていくように水の波紋と混ざり合い戯れ、時に飛沫をはね返す身体の存在感。
細いココナツの幹を尺取り虫みたいに登っていく驚異的な光景の愛おしさ。
河

河の感想・評価

4.8

監督本人の憧れや畏怖のような感情の入り混じったような主観的な視点に置かれるような、異様な没入感がある。営み自体、画面的な美しさに加えて、その主観的な視点に同化させられることで伝わってくる感情によって…

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eddiecoyle

eddiecoyleの感想・評価

3.6

ヤシガニを岩場から引きずり出すシーン。何するの?からの火起こしでジリジリ引っ張って、煙を岩場に送り込んで煙が隙間から出てくるのを、別カットでおさえるって流れが劇映画のカット割だったり、モアナが踊る場…

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sonozy

sonozyの感想・評価

4.0

ロバート・フラハティ監督による南太平洋サモア諸島で暮らす人たちを捉えた1926年のサイレント映画に、監督の娘モニカ・フラハティが1980年に現地で会話・歌・環境音を録音したものを当てサウンド付きとし…

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すごく良い。船から海に潜って、胸がフレームアウト、インしてもう1人降りる。

生活、身体、道具。
Tyga

Tygaの感想・評価

4.2

「もがいている魚を食べるのは好きだ」

めちゃめちゃ綺麗な海と背丈ほどの高さもある生い茂った草のワイルドライフにスッと入れるのは映画の最大の魅力。

ウミガメとイノシシの狩猟をちゃんと見せる。ウミガ…

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