子供が角度があって少ししなっているヤシの木に登っていく様子をティルトアップしながらずっとカメラが追っていく持続っぷりが凄く、カットを割ったかと思ったら木の上でヤシの実をもぎとる様子を寄りのショットで…
>>続きを読むフラハティの26年作品。サイレントのドキュメンタリーだったが、80年に、関係者が現地を訪れ、音声を再現してもらい、収録した。2014年に2Kデジタル版作成。素晴らしい、と称えるしかない労作。そして凄…
>>続きを読む南太平洋の海に浮かぶ島で、わたしたちとは異なる衣装に身を包み、異なる言語をしゃべり、異なる風俗を実践する者たち。しかし彼らはわたしたちとおなじような顔つきで、おなじような身体性をもち、おなじような喜…
>>続きを読む決定的にフラハティの物語、西欧的信仰装置、演劇的であると剥がれた
東京へ来たばかりの時の、早稲田松竹では気が付かなかったのに。
デーレンと比べるとそのカメラの肉薄性は歴然であるし、ワイズマン的な…
2020.7.17
自宅PCにて鑑賞
アンドレバザンが『映画とは何か』で紹介していたので。
『極北のナヌーク』で味をしめたフラハティが今度は赤道モノということでつくったようだ。
無駄なアップが多…
☑️『モアナ』及び『極北の怪異』『アラン』『ルイジアナ物語』▶️▶️
古典的な映画作家については特定の人に興味を持ってない段階でも、グリフィスやフラハティは、興業といかずもシネクラブ等で当た…
極北のナヌークに対する南国のモアナ。
島で暮らす人々や激しく岩浜を打つ波、海を揺蕩う船の姿はどれも胸を打つものばかりだった。
しかしこれは前作を見ても思ったことで、フラハティの映すものってのは映…