レビュー漏れ。
1950年代オートクチュールの衣装、細かな壁紙、しっとりしたセットの空気。全てが美しいけど、流れる物語はP・T・アンダーソン監督らしくドロっとした感じ。
大好きな世界観です。
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序盤の美術点は満点です。
日本人には到底真似できそうにない英国の美意識や色彩感覚に目を奪われます。
風雅な音響も相まって、ほんとに、このままストーリーなんて無くてもいいと思うくらいに美しい作品です。…
この映画のダニエル・デイ=ルイスはウッドコックという人物を演じるうえで完璧すぎる。ゆえの、俳優業引退と考えると、この作品の彼の演技に如何に感動したかを伝えられる術がないことにもどかしさを感じる。
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観たくて観たくてアマプラでレンタル。
ダニエル・デイ=ルイス引退作。同監督PTAのゼアウィルビーブラッドのダニエル・デイ=ルイスと顔が全然違った。作中はオムレツのシーンや新年のダンスパーティーのシー…
デイ=ルイスさんの演技と音楽が素晴らしすぎる。天才は他の人のようには人を愛せない。二人は出会って良かったのか。バターたっぷり毒キノコ・オムレツを進んで食べたのは、自身もそれしかないと思ったからなのか…
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