心が弱っている時にそっとほぐしてくれるような映画だった。そして茶道と樹木希林と、四季を味わうための映画。
美しい映画だったな。音も心地よい。
この映画には起承転結がほとんど存在しないが、茶道にも通…
お父さんの死を予感させる演出。
言葉と景色のリンク。
予想できた展開で突然の驚きはないものの
それが良かった。
典子の人生を俯瞰して見ることができたことで、自分の人生と他の人々の人生を眺めるよう…
一見無意味と感じられる厳密な形式から導かれる身体的な実感と機微を逃さない感性の襞による包摂。
身体性を指針とする回帰と事物それ自体との触れ合いにより生まれる意味追求からの解放や精神的陶冶ー非言語的扉…
樹木希林すごい。
二世代くらい上の人に何かを習ったことがある人なら分かる、そういう先生の力の抜け方と隙のなさ。所詮これは習い事にすぎないんだから、と言って笑いながら、同時に、その習い事の入り口から世…
先の先まで頭で考えて長い道のりだと思ってることも、目の前のことひとつひとつに集中してたらいつの間にかそれが習慣になって身体が覚えていく。
まずは形から入って、中身を埋めていく。
わたしも頭でばかり…
考えすぎて、せっかちで、常に小走りなわたしと正反対な世界観。
考えないほうが良いこともある。
雨の日は雨の音を聴く、雪の日は雪を楽しむ。今に集中する。
分からないことは、時間をかけてゆっくり分か…
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