サーク監督による豪華キャストのメロドラマ。撮影はサーク監督の常連で「スパルタカス」(1960)でオスカー受賞したラッセル・メッティ。音楽は巨匠ハーマン・スタイン。
カリフォルニアで玩具会社を営むク…
あまりに完璧。ダグラス・サークのエッセンスを最大化し、尺では凝縮した完璧なバランス。
90分にも満たないながら、内容が濃すぎる。
父はいささか特に子供たちにとっては自分勝手に映るのだが、劇中で言わ…
今回のダグラス・サーク特集はぷちバーバラ・スタンウィック特集でもある。
彼女の演技はどの作品もきちんと演じ分けがされている。それでいてどのキャラクターも力強く凛としている。
なぜ彼女にアカデミー賞を…
晴れたカリフォルニア…の字幕の後土砂降りの雨降ってたり、ラストだったり皮肉たっぷりでゾッとする。
ラッセル・メティの美しい白黒画面、とにかく陰がかかりまくっていて尋常ではない。
劇的なドラマが人生に…
バーバラ・スタンウィックの演技の凄まじさ、男に駆け落ちを申し込まれその愛情を確かに受け止めつつ然し不貞をおかしてはいけない現実的な理性を身体と表情で表現してみせ、また息子と娘に直談判された際に父のぽ…
>>続きを読む1956年製作。原作ウルスラ・パロット。脚色バーナード・C・ショーエンフェルド。監督ダグラス・サーク。劇場のチラシには、/50年代アメリカ中流家庭で起こる波風をドラマチックな出来事の連鎖で描く。ママ…
>>続きを読む元々映画のストーリーはどうでもいい派なのだが、ダグラス・サーク観てると脚本は結構ご都合主義的始末のつけ方でも演出の力技で素晴らしい画にしてしまう、その最たる監督だなと思ってしまう。それが映画というも…
>>続きを読む金曜日に観たブニュエルの『忘れられた人々』と、完全に真逆の人たちが出て来る映画。本能を描くブニュエルも最高に楽しいが、社会性や、役割、決まりごとの中で生きていくしかないのもまた人間で、ルールの中で生…
>>続きを読むシネマ・ヴェーラのダグラス・サーク特集にて、今回の特集上映の中でも注目作だからか、めちゃ混みめちゃコミック
起こっていること自体は本当に大したことがない(家族に冷たくされた時に運命の元カノに再会し…