熱き夜の疼き/クラッシュ・バイ・ナイトの作品情報・感想・評価

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「熱き夜の疼き/クラッシュ・バイ・ナイト」に投稿された感想・評価

三者三様の愛憎劇。映写技士役のロバート・ライアンが
いつも通りのイヤな奴だが、バーバラ・スタンウィックの我の強い女性がなかなか良い。
トニー・マーチンが歌う「アイ・ヒア・ア・ラプソディー」
tokio

tokioの感想・評価

3.5
Rec.
❶18.08.08,シネマヴェーラ渋谷/フリッツ・ラング 監督特集
ラングの中ではあまり知られていないかもしれないが、この映画は傑作である。
夢破れてニューヨークから地方の港町に帰ってきたバーバラ・スタンウィック(D夫人)。クラッシュする波、水、感情。鳴り響く目覚まし時計。何にもない人生という悲壮な孤独と暴力の影。モンローまで暴力的!
あちゃ

あちゃの感想・評価

5.0
これは面白すぎた。
冒頭の荒れ狂い、渦巻く波のモンタージュから、不穏なカモメやアシカの群れを淡々と映し、イワシが釣り上げられ、運ばれて行く流れから、スタンウィックがパンツとシャツだけの姿で登場してズボンを履くショットからもうこの映画がケッサクであるとわかる。
窓枠の向こう側にある映画のスクリーン、荒れ狂う海が熱い夜の渇きを歓呼する。
また、破綻は常に水とともに起こる。ライアンが無理矢理にキスをするとき蛇口は水が流れていたし、ダグラスがネグリジェを見つけたときに香水をこぼしてしまったことからも言える。
ふだんからラングは音に気を使った作家であるが、今回は特にライアンが帰ってくるときの階段の音、壊れた時計の音と異常なほどにサスペンスが盛り上がる。
個人的に、暗黒街の弾痕にてシルヴィア・シドニーがタバコを二本加えて、フォンダに渡して間接キッスをさせるというのを今作では2度繰り返され、最初はライアンがやってスタンウィックに拒まれ、次はスタンウィックがライアンに行う。
とにかく、グラスやタバコが投げ捨てられる、クラッシュする映画だ
三四郎

三四郎の感想・評価

1.0
嫌い嫌いは好きな証拠、好きになりそうで怖いのだ。初めてのライアンとバーバラの朝の熱い抱擁シーン。避けて抵抗して最後は彼に抱かれ接吻。この時、バーバラの右手がライアンの背中、タンクトップシャツの中へグイグイと入る。これはかなりエロチックで官能的だ。
序盤は本当にラング?と思うほど平凡だったが中盤あたりから一気に面白くなる。とにかくポール・ダグラス演じる腹の出た中年夫が最高。真面目に生きてきた男がキレる瞬間はやっぱり面白い。バーバラ・スタンウィックはやっぱり全然好きになれない。声が無理。
wkm

wkmの感想・評価

3.5
ラストが気に入らない。愛がないなら平気で犠牲にするべきだし責任なんて感じなくていいのに。そこはあなたが戻るべき場所じゃないのではと思ってしまう。人は変わる。確かにそうだけど変われてしまえることは許されないときだってあるでしょ。途中までの愛がないって言い切ってたときまではとてもよい映画だと思ってたのに。断然、ゲアトルーズ。
李香卵

李香卵の感想・評価

3.8
ラング監督にしては珍しくアメリカの片田舎の漁業関係者に焦点を当てたメロドラマを作った…点が何より異色なのだが、はっきり言ってラング監督はこのような文芸映画よりもサスペンス、アクションのほうが得意なようで作品的にはそこまで上出来という気はしなかった。ラストの『決断』がある意味、この映画の全てなのだろうが…。

駆け出し時代のマリリン・モンローは可愛かったけど出番は少ない。それよりも主演のバーバラ・スタンウィックの気高いオーラが特筆もの。映像は示唆的で(雷雲や海を飛ぶ鳥の群れ、魚など)どれも印象深い。
kedama

kedamaの感想・評価

4.4

このレビューはネタバレを含みます

展開がわかりやすいから話にもすっと入れるし、見易い作品。また、自然に心情を表現させてるのもわかりやすい比喩。

メロドラマ的だし、フリッツラングの中では異色。

個人的にはバッドエンドな気が…。

ラスト、船の中で向かい合う構図がとても印象的。
のうこ

のうこの感想・評価

5.0
バーバラスタンウィックも素晴らしいが、個人的にはポールダグラスが最高だった。
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