結婚式のメンバーの作品情報・感想・評価・動画配信

『結婚式のメンバー』に投稿された感想・評価

蒸し暑い南部の夏。兄の結婚式を前にした12歳のフランキーは短い髪で粗野に振る舞い、結婚式にも他の少女のクラブにも疎外され、街を出たいが行く宛てはなく、自分にもわからない怒りと混乱と焦燥をぶつけてこの…

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BB
4.0

カーソン・マッカラーズの小説はなかなか映画には不向きなんじゃないだろうかと思っていたけれど。ジンネマンやるね。
フランキーの思春期の狂騒と通過儀礼が描かれる。黒人家政婦ベレニス役のエセル・ウォーター…

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大傑作。原作の舞台化をベースにしてるようで、もうこれは演劇としても楽しむべきで、なるほどワンシーン長く(おそらく映画通して10シーン満たないぐらい?)、ほとんど家で展開されるハードコア室内会話劇やば…

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3.7
小説の映画化が元に優る点
同じ窓を映したまま数ヶ月の季節の移り変わりを描けるところ

一粒の涙が時に紙上の数千文字に匹敵するところ
3.0

協調性に欠けた子供を登場させる初期ジンネマンであるが、中性的な少女のキャラクターはもう少し魅力的にできなかったものか…。アップがグロテスクですよ。冒頭の独眼竜からラストカットの表情まで、とにかく女中…

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lemmon
3.0

他では見たことのない作品。
12歳の少女。
同世代の友達とはうまく馴染めず、
彼女が普段触れ合うのは、
隣人の歳下の男の子と、
召使いの黒人一家だけ。

痛々しい場面が連続する。
とくに結婚式の場面…

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odyss
2.5

【純文学は退屈】

 70年前のモノクロ映画だけど、最近、東京の名画座で初めて鑑賞。

 しかし、退屈だった。
 田舎に暮らすミドルティーン少女の鬱屈した日々を追っている。ヒロインは(短髪のせいもあ…

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めちゃくちゃ喋りまくる! アップダウンの申し子、止まらなさがもはやスゴイ
3.5
このレビューはネタバレを含みます

アラン・アーキン主演『愛すれど心さびしく』、ジョン・ヒューストン監督『禁じられた情事の森』で知られる、20世紀半ばアメリカ南部を代表する女流作家カーソン・マッカラーズの代表作の映画化。
描かれる世界…

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1.0
自分は自己主張が出来ない子供だったから、こういうギャーギャーうるさい子供の出てくる映画を見ると苛立ってしまう。

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