横方向の運動
部屋に入るまでのカメラの動き
パラシュート、拡がるスカート
吹き飛んでくる身体
接吻、瞬間に闖入してくる第三者
墜落、カットバック、遊園地に流れる陽気な音楽の惨さ、遊具の飛行機を操縦す…
単純な三角関係と言えない整備士と2人の関係が不思議だった(だってあからさまにロジャーがかっこいいから)
主人公はその三角形に加わらず、あくまで新聞記者として押し出して欲しかった。
プロットはなんとな…
『翼に賭ける命』DVDで初鑑賞。第一次世界大戦の英雄パイロットの栄光と屈辱。家族を持つも上手くいかず、航空ショーで日銭を稼いでるが危険な賭けに出る。落下の作家でもあるダグラス・サークはシネスコを利用…
>>続きを読む恐らくPTSDか何かで荒れてる元撃墜王のロバート・スタック。前座の扱いなのに毎回パラシュートで急降下させられるドロシー・マローン。ロマコメの時とは正反対のイジイジした性格のロック・ハドソン。いわゆる…
>>続きを読む新聞社に飛行機とホークスのモチーフにも近い作品。キャラとしては主演の2人が際立つのみだが、フラー脚本作品に似たやや不穏な雰囲気。2人のキスシーンの切り返し、そこから唐突な闖入者の描写が見事。セリフで…
>>続きを読むカラーを経てモノクロに回帰したサーク、照明意識がドイツ時代と決定的に異なる。ドロシー・マローンとの決別シーンの点滅光(光源自体は見せず間接的に窓から降り注ぐ)、ラストの照明差によって断絶される男女……
>>続きを読むウィリアム・フォークナーの原作だけあってか、ハリウッドの物語文法は守っている感じするのに混沌としたものを残す。『三つ数えろ』観たときも同じこと思った。
追撃王への愛憎だけで生きてきた妻と友人。そこ…