プレイグラウンドの作品情報・感想・評価

プレイグラウンド2016年製作の映画)

Plac zabaw/Playground

上映日:2017年11月30日

製作国:

上映時間:82分

4.0

あらすじ

夏休みの前日、小さな町で無邪気に遊ぶ三人の少年少女。家族や恋の悩みを持つ彼らの不安定な心はやがて残虐さへと導かれ…。

「プレイグラウンド」に投稿された感想・評価

ラスト以外はほぼ寝てしまった。
ラストはどよめきというか会場の人々の多くが拒否反応を露骨に示していた。
見れるならもう一度見たい。
mingo

mingoの感想・評価

3.8
ポーランド映画祭2017、1番の問題作はこちらプレイグランド。サン・セバスチャンの話題作だったから間違いないはず!と思って鑑賞。子供の成長期に芽生える弱者への眼差しを一切の遠慮なく描いた本作だが、割とありきたりな内容だなと思ってみているとラストのあるシーンが思わず目を背けたくなるくらいエグいから参った。まじか。途中退出者続出もわかるし、うわぁて鑑賞者の声が聴こえる。フランス映画祭でみたRAWしかり劇場公開いけんの?レベル。どうやって撮ったのか謎すぎだし、遠景の長回しキツいなあ。抑圧された暴力を解放するまでの描き方が少し浅いとは思うが、単にラストの絵を思いつき描写してしまうビジュアルの力量が凄い。監督の他の作品をみて改めて評価したい作品。

このレビューはネタバレを含みます

衝撃が強すぎて忘れられないひとつ。
本当にすごい映画にして大丈夫なんだーってくらいに衝撃だった。
青春映画かと思ってたら冒頭でもうめちゃめちゃ恐ろしい雰囲気だし監視カメラ?の映像が不気味すぎる。
見られてるんだぞっていう警告なの??

男の子かっこいいな〜とか思ってたら表情変わってもう全然怖いし
なんかもう何も言えない
何が悪いのかわからない

生活音が大きくて、普通の映画ってこんなに生活音大きかったっけ?と思った。

ちゃんとした大人が1人も出てこない
なんか考え込むことの多い作品だった。

最後の長回し、泣き叫ぶ声
トラウマになりそう

ポーランド映画祭最終日に鑑賞
いち麦

いち麦の感想・評価

4.0
ポーランド映画祭2017にて鑑賞。我々は自分より圧倒的に弱い者への攻撃本能を成長期にどの様に封じ込め抑圧していくのだろう…深く考えさせられた。鍵となる少年たちの日常の切り取り方、山場への伏線のチラつかせ方が巧い。浮浪者襲撃事件といった少年犯罪などに見られる、人間の最も忌み嫌うべき行動…その究極バージョンとも受け止められる。それを最も効果的に見せる設定、遠近の対比を考えたショットの威力も強く実感できた。
アヤコ

アヤコの感想・評価

3.7
衝撃すぎてヘコんだ…
ラストの長回しはどうやってとったの?!??
da

daの感想・評価

3.8
最初からゾクゾク

子供の高さで物語が進んでいく。カメラの手持ち感も切り取りも遊びの延長線上のようでいい。

ふとした子供の顔に狂気や好奇心が見える

子供に無理なことをやらせているようには見えなかった、子供の世界で成立してしまってるのにもまたゾクゾク
NAO

NAOの感想・評価

-
きっと傑作なんだなって思いましたが、私にははやすぎたのか、終盤はキャパオーバーでした、、、

いくつかのレビューでも見かけますが、1日なのが勿体ない。1週間くらい記録しててほしい。(パターソンみたい……)

人間の弱肉強食の世界を見ているようでした。
無音の世界と、焦点が定まってないような登場人物の目が味を出してました。
嵯峨野

嵯峨野の感想・評価

5.0
とんでもない映画だった。
6章に分かれていて1章ごとにジリジリとした不安と緊張感が増していき想像もつかないようなラスト。
イギリスの事件を題材にした映画だけど、これでもかと思うくらい本当に細部までこだわっていて今本当に目の前で同じ事件が起こっていることなのかと錯覚する。
ポーランド映画祭での鑑賞だったがここに来て観れてよかったと心から思う。
映画の非動さ、残虐さは今までのどの映画以上でこれ以上の映画はきっとないだろうと。
人に勧めることはできない映画だけど一度は見るべきであると感じた。
くり

くりの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

素晴らしい。力作。
冒頭からこれはいい作品たなという予感がびしばし。
劇場公開されたら是非見てほしい。
手の届ききらないところもあるにはあるけど、志が高い。エドワードヤンがクーリンチェで文学として見せたことを、あくまで映画として見せようとしている(クーリンチェがどのくらい「映画」かは意見の別れるところでしょうが、、、)。

これなにがいいって、序盤で見せる少年少女らの「普通」さ。「普通」って難しいんですよね。いい子でも悪い子でもなく普通。
三人目の男の子の家庭での演技は本当に感心しました。字幕なんで、ほんとにぼくが思ったような演技をしてるかは怪しいけれども、顔つきとかね。
卒業式の放課後にいくのがモールノおもちゃやってところも、もうなんか最高。遊ぶのもモールのエスカレーター。「ムーンウォーク」とかいってね、頭からっぽ(笑)。

アメリカンスリープオーバー、フレンチアルプスで起きたことらへんが好きな人は好きなのでは。前半の演出なんてもろフレンチアルプスだし(笑)。

惜しむらくは二点
・チャプター5のカメラが多少突然に感情的になりすぎる。効果は十分だけど、全体を通してみるともっとおさえてよかったのでは?
・チャプター6で長回しになった瞬間に(こればっかりはどうしようもないけど)現実的な制約の匂いがしてしまう。それでも充分クるのでいいのだせど。
Ichiro

Ichiroの感想・評価

3.7
ストレスの発生源、そしてその出て行く先が淡々と描かれる。少年犯罪特有の無軌道で無邪気な凶暴さ。すべてが終わったあとの二人の退屈そうな顔が印象的だった。まるで翌日もルーチンで同じことをするかのような顔。全体を通してハネケからの影響を色濃く感じた。
すべてを一日の中で描くのは限界があるように思えた。もう少し長い期間を描くことでストレスの発生をリアルに描けたんじゃないかと思う。
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