実在した巨人症のホアキンと、その兄マルティンの物語。
戦争と病気と貧しさが兄弟の仲を裂き、お互いに屈折した思いを抱えている。
後半になるにつれ、物悲しさが増していった。あれほど見せ物になるのを嫌が…
このレビューはネタバレを含みます
終始鬱屈。ただ何が悪とか、誰かのせいとかそういう話でも無い気がするし。
町の人たちが見せ物の弟の話をしてるのにその特徴は兄弟2人のことだったのが何だか忘れられないな。
戦争がなければ状況は違っただろ…
うまくいかない兄弟の話なんだけど、淡々としたトーンと暗いストーリーで楽しい映画ではなかった
弟は人間扱いされなくて苦しんでて、兄はそれを分かった上で利用してるんだけどあまり会話もなく行間で読み取る感…
戦争から帰郷したマルティンは、弟のホアキンの身長が常人より遥かに高いことに驚く。興行をすれば金になると踏んだマルティンはホアキンを連れて様々な国を訪れるが…な話。
すれ違いが悲しい、兄弟の物語。自然…
このレビューはネタバレを含みます
ホアキンが亡くなり遺品も一つまた一つと売り、真実は分からない何も残らなかった、一人取り残された
という終わりが、ホアキンが生前に契約して自分の遺体をどこかに売ったのか、兄が売って己の身と罪悪感が取り…
芸のないタレントと、製作能力の無いプロデュサーの興行譚。マイナスとマイナスを掛けてもプラスにはならなかったという切ない御伽噺(おとぎ話)である。童話として子供に読み聞かせるにはいいが、大人には物足り…
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