父 パードレ・パドローネの作品情報・感想・評価

『父 パードレ・パドローネ』に投稿された感想・評価

『父 パードレ・パドローネ』(Padre Padrone)
「父、支配者」
1977
イタリア

教育を奪われた少年が父を乗り越えて言語学者になるまでの信じられない実話。

「小学校の卒業は大人にな…

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kojikoji

kojikojiの感想・評価

3.8

 舞台はイタリア、サルデーニャ島。
 厳しい父によって、小学校を退学させられ、父の厳格でサディスティックな行動に虐げられながら、ガヴィーノは羊の世話をすることになる。20歳になるまで、一切の教育を受…

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「今日のカヴィーノは明日のおまえたちだ」と投げつける父親に痺れる。
フレディー・M・ムーラーを思い出す自然の広大さと神秘さ。後世へ語りかける様はアラン・タネールのようであった。
厳しさが失われていく…

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ミルコ

ミルコの感想・評価

3.3
小説に忠実に制作したのだろう、当時のイタリア。何もない土地に厳しい自然。色はあるがこの頃の映像は鮮明でなく昔のイタリア映画そのもの。
80年代の作品とはずいぶん違いを感じた。
sonozy

sonozyの感想・評価

4.0

イタリアの荒涼とした孤島を舞台に、後に言語学者となる羊飼いの青年と粗暴な父との確執を綴ったガビーノ・レッダの自伝小説をタヴィアーノ兄弟が映画化。カンヌ国際映画祭 パルムドール& 国際映画批評家連盟賞…

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omochi

omochiの感想・評価

4.0
こんなふうに映画の中で"人生"を描いて見せてしまえることに驚いた…巨匠だ…
tych

tychの感想・評価

3.8

PADRE PADRONE 1977年 パオロ&ヴィットリオ・ダヴィアーニ監督作品 110分。イタリアの言語学者ガヴィーノ・レッダの自伝の映画化。イタリア南部サルディーニャ島、幼いガヴィーノは学校へ…

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本当に死んでいるのかを確かめるには、足の親指を噛めば良い。ためになった。


文盲の羊飼いの若者がついには言語学者になる感動的な物語。

原作者ガビーノが登場して語る生い立ち。6歳から山で羊飼いの修行を強いられたガビーノ。恐い父と厳しい自然に育てられ無口な羊飼いに成長した彼…

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