宇宙の法―黎明編―の作品情報・感想・評価

宇宙の法―黎明編―2018年製作の映画)

上映日:2018年10月12日

製作国:

上映時間:119分

ジャンル:

3.8

あらすじ

「宇宙の法―黎明編―」に投稿された感想・評価

560

560の感想・評価

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【CAUTION】信者ではありません

豪華絢爛!お金をじゃぶじゃぶつぎ込んで描かれる、前代未聞のスペクタクル!

アニメーションとして、またシリーズモノの第1作としては、普通に面白かったというのが正直な感想です。

宗教法人「幸福の科学」製作のアニメ映画のチケットをいただき、「話のネタにでもなればいいな」なんてイジワルな動機で観に行ったら、その意味でも1,800円分の価値のある作品でした。

舞台は大学「ナスカ・インターナショナル」に通う主人公たちの学園生活から始まる。

冒頭からテレビのニュースや読んでる本に作り手からの明らかな問題提起をビシバシ感じながら、もうジワジワきてるゾ〜なんて思うのですが、すぐにそんなプロパガンダへの警戒も吹っ飛ぶ。

「研究室でのUFOの開発、また失敗しちゃった!」

ん?UFO?

実はこの作品、『UFO学園の秘密』の続編なのだ。

「お前、進路どうすんだよ!

俺はUFOの研究をして来たるべき宇宙人襲来に備えて、
彼女は信仰を広め、
お前は法を学び総理大臣になって自衛隊を指揮してこの星を守るんじゃなかったのか!」

この時点で、完全に世界観がブッ飛んでいるので、逆に変な警戒心は抜けていった。

そこで『ザ・フライ』のラストみたいな巨大な昆虫が現れ、こう言う。

「助けてください!」

そして唐突に外国での、残虐なエイリアンによる家畜惨殺事件が発生。

おじいちゃんが散弾銃をブッ放す!

もちろん凶悪エイリアン軍団はブチギレ、村の大虐殺が始まろうとする。

そこで、どうやら変身したらしい先の学生たちが現れ、魔術のようなものでバッタバッタとエイリアンたちを倒していく。

そう、どんどん思ってもいない方向へ話が進んでいくのだ。(前作を見ていないからいちいち驚くのだろうが、この衝撃の展開の連続はとても楽しい)

しかしまだまだこんなものでは終わらない。

地球の支配を目論む男児が現れ、1億8,000万年前の地球にタイムスリップすることになる。

普通タイムスリップモノの映画で遡るのってせいぜい数十年から数百年程度だと思うのだが、1億年以上という過去に前例を見ないほどに時空をジャンプするため、着いた先には恐竜的な生物がウジャウジャいる。

そして、アバター的な人類もいるのだが、エイリアンから彼らを守るため、敵であるエイリアンのザムザ(千眼美子=旧清水富美加)と手を組む。

このザムザというキャラクターが強烈で、この要素だけでも一見の価値ありである。

「肉食系宇宙人」というキャラ紹介を事前にどこかで見て、スピーシーズ的なエッチな宇宙人だと思ったら、部下がヘマしたら丸呑みする。ご飯もお肉しか食べない。
いやそっちの肉食かよ!

キャラクターとしてはツンデレの役回りなんだけど、これが非常に良かった。
千眼美子さんの声の演技が、本業の声優かと思うほど上手い!
ザムザに限らず、皆熱演されている。

そう、演技もそうなのだが、全体的なクオリティは素人目に見ても結構高いのだ。

アニメーションはちゃんと動くし、見ていて気持ちのいい映像になっていることからも、ふんだんに予算がかけられていることが分かる。

CGも実写に近いレベルで、逆に浮いてる感すらあるクオリティ。

映像表現としても、タイムスリップのシーンで輪っかで時間軸を表現しているのも斬新で見応えがあった。

物語に関しては私は結構音痴なので良し悪しが分かりかねるのですが、飽きずに最後まで見られたので、一定の水準以上のものなのではないでしょうか。

つまり、作品としては手抜きじゃないし、普通に面白く見られる。

この作品の見どころは、豪華絢爛さとスペクタクルだと思います。

しっかりお金をかけることによる作品のクオリティや描かれる世界観の豪華さ、そして壮大なスケールの戦いや物語のスペクタクル。

で、これって何か見覚えあると思ったのですが、日本でも大ヒットしたインド映画『バーフバリ』や往年の名作『ベン・ハー』も同じ構造だと思いました。

娯楽作としてのクオリティの高さに、予算をかけているが故の映像の豪華さ、そして描かれる世界の豪華さ。

物語や戦いもスペクタクル満載で作品の見どころになっているところも一緒です。

そしてどちらも日本人には馴染みの薄い宗教的思想が、作品の大きな部分を占めている。

しかしそれはあまりにあからさまなので、逆に引いた視線で見られる。

これらの部分の共通点が挙げられるのではないだろうか。

逆に、こういう「信仰大河スペクタクル」みたいな作品フォーマットがあって、これを上手く使った例なのではないかと思った。

とまあ様々長々と書いたが、上記とは別に個人的に思ったことを一つ。

やっぱりプロパガンダ的意味合いが強いし、やはりこの作品を好んで見に行こうとは思えない。

しかし、だからと言ってこの作品は嫌いになれない。

それは、シリーズ一作目としてではなく一つの作品として、充分楽しめたからである。

私はアニメーション作品を熱心に見ているわけではないので語れるような知識も資格もないのだが、工業製品の如く生産されるアニメおよびハリウッド映画にはちょっぴりうんざりしている。

昨今の三部作ありきの一作で、それ単体で充分楽しめる作品がいくつあるだろう。

心を打つものはほとんどない。

で、この作品は前後編の前編。

しかし、明らかに詰め込みすぎである。

タイムスリップして、アバター的なものもやって、バトルしまくって、強烈なツンデレキャラ萌えがあって、ラストはなんと30分たっぷり説法が聞ける。

これ以上、何をやるのか。

普通だったらもっと要素を絞って、薄めて、前後編にするだろう。

その愚直さが、好きだ。

そしてこれは何とも形容できないのだが、今時ない「純粋さ」みたいなものが作品の所々に漂っているのも、昔のアニメのようで嫌いになれない。

工業製品のように量産された血の通っていない作品の山の中で、作品としての魅力や話題性(意地悪な見方ですが)の両方において、見る価値のある作品だと思います。

じゃあ積極的に見るかと言うと・・・。
まず前作未見だ云々の前にアニメーションとしてのレベルが低すぎて笑ったw

キャラデもどっかのアニメで見たようなやつしか出てこないし…

しかしこんなんでも依頼された仕事だからといって愚直にやってる声優陣の皆さんに頭が下がる。
※清水富美加を除く(演技は良かった)
どど丼

どど丼の感想・評価

3.5
⚠️僕は幸福の科学信者ではありません⚠️

前作の「UFO学園の秘密」のダイレクトな布教目的に失笑しながらもアニメと新興宗教好きとしては割と楽しめたので、続編は必ず劇場でと思い近くの上映館では公開最終日である今日、駆け込んで来ました。

あれ、意外と面白い……。幸福の科学が信仰心を煽るために作っているにしては総裁の趣味全開で異様に出来の良い作品に仕上がっていて(VFXはなんと海外会社っぽい)、映像としてはなかなか楽しめました。キャスト陣もベテランから今をときめく若手声優まで幅広く招集されており、非常に素晴らしい演技でした。中盤までは相変わらず面白い展開なので話としても見応えあり。教義パートも言ってることはめちゃくちゃですが梅原裕一郎さんの声帯の尊さを味わう時間としては申し分ないです。レプタリアンとの戦闘シーンをもうちょい頑張って欲しかったかな、神々やVFXに比べるとだいぶ劣ります。あと音楽が合ってないです。映像作品って話はダメだが音楽だけはいい作品って結構多いと思うんですが、珍しく音楽がダメです。宗教感強すぎ。ラストの見どころシーンでトクマさんの曲が流れてきたときは思わず隣のおそらく非信者の方と一緒に失笑。コメディとしては素晴らしいんですけどね。コメディとして見てるんで。

とにかく多額の予算を注ぎ込んで教義のためにわざわざこの作品を製作した教団は毎度すごいなと思います。続編への期待も込めて評価は高めに設定しておきます。

あと、内容とは関係ないのですが、劇場に入ると2週連続興収トップの理由がよく分かりました。主に高齢層の信者でほぼ満杯、子供も連れられていました。(彼らも二世、三世信者になっていくのかなぁ……) 真剣に見てる客は少なく、上映中にスマホをいじったり本を読んでる人もちらほら笑。そこまでして教団に注ぎ込む精神に敬意。
前作なんの知識も無しに観たUFO学園の秘密、結構好きだった。
続編、今回も皆んなでレプタリアン倒すぞ〜かと思ったら一匹狼と謎の女レプタリアン vs 悪になっちゃって残念。学園どこいったよ… 裏切られたな〜、相変わらず声優だけは無駄にいい。かなーり期待を裏切られていい睡眠時間となりました。
Sa10

Sa10の感想・評価

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許さんぞ悪質レプタリアンども!!!

あとハルの出番がほとんどなかったのも許さんぞ!!! ○○が!!!

あとレイの元ネタはデビルマンであると睨んで最後は自分が守ってきた人間がレプタリアンに凄惨な事をしてきたと知って絶望悪堕ち人類殲滅endになると思います
シナリオ2.0
絵1.0
テンポ0.8
音楽0.9
声優1.5
好み0.5
ぼの

ぼのの感想・評価

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何の知識も無く見てしまった。
最初から置いてけぼりで1時間で早退。良い教訓になりました
幸福実現党が目指す総理大臣が自衛隊のUFO部隊の指揮を執るという願望。認可が降りなかった幸福の科学大学についてまだ未練タラタラな所。そして教義を観客に伝えてくれる名作映画。タダで見れて良かった。
UFO学園の続編…というかもう絶対UFO学園を記憶に焼き付けてまっせ!という感じで映画スタート(すいませんほとんど覚えていません)。黎明…まぁ3億ン千年前とかなら何かが始まろうってなもんです。センスオブワンダーといえる場面も無くはないけど、色々古臭いというか懐かしいというか…でもCGやビジュアルイメージは頑張ってる感あるんだよなぁ。そんなことより今回、説明省いて画で惹こうとしてるのがアリアリと伝わりましたが、正直あの作画能力では無理があります。もうさっさと説いちゃえよ!と思っていたら、やっと来ました地球神。結局ラスト15分だけで良かったじゃん?次回は学園ものに戻してください頼みます!
YANGJA

YANGJAの感想・評価

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最近のアニメの映像技術はすごいですね。色鮮やか!実写よりリアルな風景美。
実写じゃないからこそリアルに見えるんだなぁ、と考えつつ見ちゃいました。
こういう迫力がある壮大な話は劇場で観るに限りますね!
続き物ということで、次回どのような展開になるのか楽しみとっておきます。
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