西遊記 ヒーロー・イズ・バックの作品情報・感想・評価

西遊記 ヒーロー・イズ・バック2015年製作の映画)

Monkey King:Hero is Back/西遊記之大聖帰来

上映日:2018年01月13日

製作国:

上映時間:83分

あらすじ

伝説のヒーロー・孫悟空(そんごくう)が五行山に封じ込められて500年。町には妖怪がたびたび現れ、子供をさらっていた。ある日、お師匠さまのもとで修行中のリュウアーは、妖怪に襲われた女の子を助ける途中、たまたま迷い込んだ五行山で、偶然にも孫悟空を眠りから目覚めさせてしまう!ところが悟空の力は封印されたままで、本来のパワーを発揮できずにいた。やがて悟空、リュウアーそして八戒(はっかい)の3人は長安へ旅…

伝説のヒーロー・孫悟空(そんごくう)が五行山に封じ込められて500年。町には妖怪がたびたび現れ、子供をさらっていた。ある日、お師匠さまのもとで修行中のリュウアーは、妖怪に襲われた女の子を助ける途中、たまたま迷い込んだ五行山で、偶然にも孫悟空を眠りから目覚めさせてしまう!ところが悟空の力は封印されたままで、本来のパワーを発揮できずにいた。やがて悟空、リュウアーそして八戒(はっかい)の3人は長安へ旅に出るのだが…。はたして悟空は、かつてのチカラを取り戻し、真のヒーローになることができるのか!?

「西遊記 ヒーロー・イズ・バック」に投稿された感想・評価

西遊記 ヒーロー・イズ・バック
来年1/13公開ですが 一足早くレビュー。

幼い頃に両親を妖怪に殺された少年 リュウアー(羽村仁成)は、育ての親であるお師匠様の元で坊主になるべく修行を続けていた。
そんなある日、長安の町が妖怪に襲撃され幼い子ども達が拐われてしまう。
ひとりの赤ん坊を救い出そうと五行山へと迷い込み、偶然にも500年の眠りについていた斉天大聖 孫悟空(咲野俊介)を目覚めさせてしまうリュウアー。
何とか追っ手を退けることに成功するも、孫悟空はお釈迦様によって本来の力を封じられてしまっていた。
少年と孫悟空の出逢いを通し、過去に囚われるのではなく今あるモノに向き合う勇気を描いた作品だ。

ディズニーやピクサーにも引けを取らない美麗なCGアニメーション
中二心をくすぐるド派手なアクション
幼い子どもが観たのなら思わず笑ってしまうであろうコミカルなシーンのオンパレード
どれもこれも一定の水準を超えており面白いのだが、何かが欠けているように思えるのは何故だろう
本国中国においては192億円もの興行収入を叩き出した中国映画史上NO.1メガヒットアニメ映画らしいのだが、それはきっとお国柄故のこと

ぼくら日本人が「孫悟空」と聞いて真っ先に思い浮かべるのは地球育ちのサイヤ人のことだろうし、「西遊記」と聞いて思い浮かべるのは三蔵法師らと共に天竺を目指す物語
人によっては堺正章 唐沢寿明 香取慎吾らのドラマ版、アニメやマンガオタクなら「最遊記」や「珍遊記」を思い浮かべる人だっているかもしれない
日本人にとって「桃太郎」などのお伽話が唯一無二でしっくりくるように、中国人にとっては「西遊記」こそが唯一無二でしっくりくるのだと思う
DNAレベルで刻み込まれた親しみのある作品か否か
その辺りの差があったように思う。

頭で考えるより先に身体が動くリュウアー
何事にも躊躇せず、真っ直ぐ前を向いている
命知らずとも取れるが、可能性に満ち溢れていた
本来の力を失い身体より先に頭で考える孫悟空
事あるごとに躊躇し、常に後ろを向いている
思慮深いとも取れるが、可能性の殆どが潰えていた

子ども時代、誰もがきっとリュウアーのようであった
ありとあらゆる経験、数々の成功や失敗を繰り返して大人になっていく
失敗の方が多ければ、過去にだって囚われるだろう
成功の方が多くとも、過去の成功に固執するだろう
基本スペックの高さで大抵の敵は打ち倒せるが、真の力を封じられその先へ進めない孫悟空
マトモに働いていればある程度の金が手に入り、大抵のことはできてしまう
けれど、子ども時代に所持していた感覚は薄れていく一方
現状に満足してしまい、更なる高みを目指す者も少ない
力を封じられた孫悟空の姿は、大人になってしまったぼくやあなたに近しい存在であった
真っ直ぐでいられた頃の自分と、足踏みしてしまいがちな今の自分
その二つが出逢うからこそ奇跡が起きる 勇気だって感じられる
が、やはり後一歩物足りない。

妖怪が子どもを拐って何をしようとしていたのかも分からないため、緊張感が生まれない
リュウアーが妖怪に対して親の仇云々を問うシーンもないため、憎しみに囚われないリュウアーの純粋さが際立たない
お釈迦様によって封じられた力を解き放つ方法や条件的なものも明示されないため、力任せに力を解放したって胸打たれない

何のための戦いなのか
誰のための戦いなのか
目的が不鮮明なままストーリーが繰り広げられるため、作品世界へ完全には入り込めない
人間との絆を築かない限り力が解放されないとか
自分以外の誰かのために行使しようとした時にのみ力が解放されるとか
リュウアーと妖怪達との因縁とか
多くの葛藤を生み出す設定が欲しかった。

なんやかんや書きましたが、普通には楽しめます
親子連れで観に行くのもアリだと思います
腐った大人に足を踏み入れているからアレコレ文句をつけたくなってしまうだけで、リュウアーのような子どもであれば純粋に楽しめるのかもしれません
ただ、老若男女問わず万人の胸を撃ち貫いてこそ良き映画なのだとぼくは思います。

ぜひ劇場でご覧ください。

青春★★★
恋 ★
エロ★
サスペンス★★
ファンタジー★★
総合評価:C
前作を大きく下回る残念すぎる作品。
ストーリーのあまりのつまらなさに驚愕。
87分という短尺なクセにとにかく長く感じた。
80億円もの大金かけて何やってんだか…。
KtkT

KtkTの感想・評価

3.6
中々いい。
アクションだけで言ったらディズニー以上の迫力。イメージ的にはアクションに特化したカンフーパンダ的な感じ。
絆を深めるシーンの音楽かけてロードムービーっぽくする感じはライオンキングを思い出した。
ストーリーは細かい設定とかはちょっと分かりにくいかも。小学校時代にやたら読んでた西遊記の知識が役立った。
pnkz

pnkzの感想・評価

2.6
画はいい もちろんディズニーレベルとまではいかないが十分にいい、日本の3Dアニメよりも上かと思う
技術はあることを証明した中国アニメ
なのにストーリーがクソとしか言えない出来で、悔しさや歯がゆさが先にくる
話作りのセンスもなければ定型にさえハマれない、せっかくの資金力と技術を無駄遣いする結果に
キャラもたっているようで貧弱、アメリカ式のジョークを入れても違和感しかないし、ストーリーの支えがなく単純にセリフと小ネタでキャラを作ろうとしているから幼稚さが際立つ
なのに本国のレビューと言ったら褒め称えるものばかりで出来の悪い子供に対しての批評を一切聞く気のないモンスターペアレントぶり
良くなってほしいから批評するんだ…本当にいい脚本家を育てていつか中国ならではのアニメを作ってほしい(まあ今の政治環境じゃ不可能だが)