日蓮と蒙古大襲来の作品情報・感想・評価

「日蓮と蒙古大襲来」に投稿された感想・評価

pon

ponの感想・評価

2.6
蒙古襲来はほとんど付け足しで、ただただ日蓮の素晴らしさを物語る作品。とにかく、長谷川一生の目力がすごかった!

当時の大映会長が熱心な日蓮宗だったということで作られた映画…と聞いて納得。
みかん

みかんの感想・評価

2.4
日蓮が、日蓮宗を立ち上げて、モンゴルが日本を襲ってくるまでの、はなし。


長谷川一夫の圧力、または厚化粧が迫ってきます。

オープニングの 南無妙法蓮華~ソングが、癒しにかかってきます。


好きな映画です。
デアゴスティーニで初鑑賞。
調べたら大映黄金期のワンマン社長永田雅一が熱心な日蓮宗教徒だったんだね。
それ故に超大作として作られた。豪華キャスト、豪華セット、豪華ロケ。流石は「映画は大映」ですわ。
日蓮に長谷川一夫、北条時宗に市川雷蔵、他に勝新太郎や淡島千景、田崎潤、チョイ役で志村喬なんかもいる。贅沢ぅ。長谷川一夫の実子の竜巻さんこと林成年との親子共演もあるじゃん。
しかし、プロデューサーが熱心な日蓮宗信者だってこともあるが客観性に乏しいのは致し方ないかしら。もう浄土宗なんか完全に悪だもんね(笑)
たぶん今だったらこういう映画は作れないだろうな、と思う。それは予算やスタァの不在などというレベルの話しもあるが、作風もそう。
長谷川一夫の日蓮が辻で説法をするのだが、その描写がとっても威丈高なんだよね。説法というか、街頭演説だよ。
今、歴史的偉人、ましてや坊さんを表現する際には、このような父性的高圧さはしないと思われる。これは製作時代もあるし永田氏の信仰の深さもあるでしょう。
長谷川一夫はもう安定した演技だね。ズドーンと居座る感じは日蓮の描写に買ってる。
あとは市川雷蔵の格好よさよ。他の俳優と比べてもオーラ的なのが抜きん出てるわ。
2時間強あるけど、タイトルの猛虎大襲来、元寇はラスト30分の怒涛の展開。前半から中盤は日蓮が迫害に戦う展開だね。
やっぱり描きたかったのは日蓮そのものだったのかな?
それでも元寇のシーンは凄い。どんだけのエキストラ使ったんだか。

特撮、の括りにも扱われるけど、ジャンルのない、映画というジャンルの偉大な映画とでも言うべきでしょうか。
青二歳

青二歳の感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

忠臣蔵と同じく58年当たり年大映超大作。日蓮信徒永田雅一の構想三年にわたる悲願の(トンデモ)伝記映画。長谷川一夫御大演ずる愛国者日蓮の勇ましさ!
伝記映画ならぬ伝奇映画かつ特撮史上見逃せない逸品。日蓮の法力といえばいいのか自然災害にはかなわないなあというオチなんだけど、この自然災害の再現度がとにかく高いの…

落雷で日本刀真っ二つくらいは可愛いもので、蒙古撃退の神風の再現には特大プール作っちゃってます。いやぁ〜さすが大映。忠臣蔵より明らかに金かかってるでしょ。
それから北海道を除く全国でのロケも見事の一言。ロケで撮る海と特撮のプールが遜色ないんだ…。
円谷プロからひっそり教えてもらったとかなんとか…いつもの愛嬌ある大映ポンコッツ特撮とはひと味違う。

対馬壱岐の蒙古による虐殺はエキストラがすごい。昔から苦労の多い土地だな…そして北九州各地での戦線はエキストラがやばい!いつものこととはいえすごい。
鎌倉武士がんばれー!日蓮以外の武士たちもみんな日本を守ろうとがんばる映画。天の時地の利ここにありじゃー

鎌倉武士の意外に雅な王朝然たる生活と中世の猥雑さがいい感じ。白拍子の淡島千景色っぽい。日蓮の暑苦しさは脂っこいけど、雷蔵の時宗のクドさは清涼感あるね。
永田社長の執念に星5!
正悟

正悟の感想・評価

3.0
日蓮聖人の役をこなせた長谷川さん凄いです
堂々として弟子を思いやる演技も素晴らしかった