心の足枷を外し、羽ばたいてゆく少女の物語に心を打たれた。
主人公のゆまを障害者と呼ぶなら、私は健常者なのだろう。いわゆる障害がない健常者であっても、自分自身の中で限界を造り上げ、どれだけのやりたい…
「スクリーンから溢れる光と…影」
韓国映画の『オアシス』。日本映画なら『ジョゼと虎と魚たち』。障害者をテーマにした名作映画は過去にもありますが、本作は今の時代を切り取りながらも、障害を抱える主人公…
このレビューはネタバレを含みます
監督がUSCで映画を学んだためか、日本が舞台でありながら音楽の使い方などがどこか洋画的な雰囲気があり、独特の味わいがある。前半は時にユマの主観視点を用いた、物理的、心理的どちらも含んだ見下し描写がつ…
>>続きを読むまずタイトルから大優勝してた…
大東俊介ホイホイで再生した自分を殴りたい。でもこの作品に出会わせてくれて感謝。
障害者とかいう以前にユマちゃんはかわいい。庇護欲なんて言葉は使いたくないけど他にしっ…
最近のマイノリティに関連した作品は障害を美化している、ノリで書いているような印象を持たれがちな部分があるが、この作品は必要以上にそうならないようにしつつ、締めるところはしっかり締める、抑揚のあるスト…
>>続きを読むこの映画が突きつけてくる問いは、“抑えつけられた未来への可能性”にどう抗い、どう挑戦していくか……と思いました。
脳性まひで手足に障害を抱えるユマの物語を追ううちに、その問いがじわじわと自分の胸に…
どんな境遇にあっても凛としていて、決して泣かない。素直な思いをゆっくりはっきりと話す。行動力がある。ゆまちゃんのたくましさに惚れる。
ゆかさんじゃなくて「私でよかった」という言葉には、ゆまちゃんの自…
最近のマイノリティを扱う作品はけっこう軽いノリというか、思っ苦しくならないように心がけているような印象を勝手に持っていますが、本作は必要以上にそうならないようにしつつ、締めるところはしっかり締める…
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