YUKIGUNIの作品情報・感想・評価

YUKIGUNI2019年製作の映画)

上映日:2019年01月02日

製作国:

上映時間:87分

3.9

あらすじ

ナレーション

出演者

「YUKIGUNI」に投稿された感想・評価

Arata

Arataの感想・評価

5.0
上映期間中に観に行くことが出来ずにそのまま数年の時を経て、この度DVD作成のクラウドファンディングのリターンでディスク等が届き早速鑑賞。


スタンダードカクテル「雪国」を考案した、井山計一さんの半生を振り返り、晩年の在りし日の姿を捉えた貴重な映像。


劇中にもあるが、スタンダードカクテルと呼ばれるカクテルは、世界中どこのバーでも注文出来るカクテルの事で、その数は劇中では200-300となっていた。
場合によっては、それよりも少ないとする意見もある。

しかも、そのスタンダードカクテルと呼ばれるものは、100年前から存在するものが8割だとも言われている。

お店毎、バーテンダー毎のオリジナルのカクテルを数えると、数千から数万、あるいはそれ以上なんて言われている。毎日の様に新しいカクテルが生まれ、そして消えていく事も多い。

そんな無数のカクテルの中から、スタンダードカクテルと呼ばれるものになる事が、如何にすごい事か。

戦後の日本から、世界に誇るスタンダードカクテルが産まれた事、そしてその考案者の在りし日の姿を納めた映像が、如何に希少なものか、その点を踏まえるとこの映像の価値が更に更に高まる。
パンフレットでも、バーが舞台の漫画の代名詞的存在「barレモンハート」の作者で、昨年お亡くなりになった漫画家の古谷三敏先生も、その点についてコメントを寄せておられる。


またDVDには、映画公開時にカットしたシーンや、今回のDVD作成にあたり追加収録されたもの、2021年5月10日にお亡くなりになった井山先生の最後についても語られており、特典映像を含めて大変に意義のあるドキュメンタリー映画である。


小林薫氏の心の内側まで浸透してくる様な心地良いナレーションと、佐津間純氏を中心に演奏された優しく寄り添う様なギターの音色が、井山先生のお人柄を表現している様に思えた。


私は残念ながら、井山先生のお店には行く事が叶わなかった。

しかし、先生の考案したスタンダードカクテル「雪国」は、世界中の酒場で飲む事が出来る。

爽やかな柑橘が香り、程よい甘みの味わい、お砂糖がまるで雪の様にグラスの縁を飾り、グラスに沈んだミントチェリーが雪の下から芽吹く緑をイメージさせる、見た目も素敵な、まさに雪国を思わせるカクテル。

一周忌に合わせて、雪国で献杯。
ねむ

ねむの感想・評価

3.9
同じ職に就いていた時分、試写会にて鑑賞。
井山さんがご存命の間に、是非ケルンへ足を運びたかったです。
塩

塩の感想・評価

5.0

井山さんがご存命の間にもう一度行きたかった。シェイカーを振っている姿が本当に素敵で冒頭から泣き始めてしまった。
QM

QMの感想・評価

4.0
映画館で上映されてる時に観た。いつか行ってみたいと感染症の事態が大きくなる前旅の候補地に入れていた。亡くなられたニュースを見て、まさにコロナ禍で大好きだったバーが閉店した時感じたような「今この時だけの」ものだったんだなと。尊い。
マスターにとっては毎日カウンターに立つことがとても大事なことだったんだと思う。
shamfilm

shamfilmの感想・評価

3.9
素晴らしい作品😃日本最高齢のバーテンダー「雪国」飲みたいです。井山さん頑張って下さい
chico16

chico16の感想・評価

-

飲んでみたいなぁ・・・。

(2021.6.23追記 井山計一さんは今年5月にお亡くなりになったとのこと。ご冥福ををお祈り致します。)

このレビューはネタバレを含みます

スタンダードカクテルである雪国の創作者、井山計一氏のドキュメンタリー映画。
御年93歳で喫茶店ケルンのカウンターを守り続けている、正に生きる伝説。
昭和の雰囲気を残したケルンには全国から巨匠のカクテルを飲みに訪れる。
私もいつか訪問したいのだが、秋田県酒田市にあるケルン、なかなか遠くて行けない。

そこで、私の師匠に雪国を作ってもらうことにした。
そういえば、雪国というカクテル、名前は聞いたことがあるが飲んだ事が無い。
師匠曰く、シンプルなレシピの上、ウォッカ(無味無臭)ベースなので、コアントロー(オレンジを原料としたリキュール)の特徴を上手く引き立てるのが意外と難しいカクテルだそうだ。
確かに、コアントローの爽やかさと、グラスの縁にスノースタイルで塗してある砂糖の甘さのバランスが絶妙。懐かしい味という表現がしっくりくるだろうか?
井山計一氏の人柄を表したような、優しさと洗練さを兼ね備えたようなカクテル。

何故か映画"YUKIGUNI"のレビューというより、カクテル"雪国"のレビューになってしまったが、日本が世界に誇るスタンダードカクテル、ぜひ一度ご賞味いただきたい。


雪国

ウォッカ 40ml
コアントロー(ホワイトキュラソー) 10ml
ライムジュース 10ml
ミントチェリー 1個

グラニュー糖でスノースタイルにしたカクテルグラスにシェイクした材料を入れ、ミントチェリーを沈める。
山形県酒田市にある「ケルン」というBARのマスター(カクテル「雪国」を生み出した)を撮ったドキュメンタリー映画。
「自分は幸せ者だ」と言うマスターのお店はきっと居心地がいいんだろうと思った。
かつて栄えた街が廃れていく中で、「良いモノの方へ人は集まるのだから仕方ない。残りたいやつだけ残ればいい」として残ってきた人たちがそこにいた。『鉄道員』を彷彿とさせた。
誕生から60年を迎えるスタンダードカクテル「雪国」をつくった現役バーテンダー井山さんのお話。🍸
一度ケルンに行ってみたい。^ - ^

ケルン
0234-23-0128
山形県酒田市中町2-4-20
https://tabelog.com/yamagata/A0603/A060301/6000663/

#yukiguni
ジニィ

ジニィの感想・評価

3.7
人もカクテルも、年月を経て、人を見て変わっていくんだと感じた。娘さんと息子さんとですこしずつ感じてることが違うこと、複雑な気持ちがにじむように伝わって、すてきなドキュメンタリ。
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