第二次大戦中、ヴォルィーニ村(現在はウクライナ領)で起こったウクライナ人によるポーランド人虐殺について。
幸せそうな結婚式から始まり、破壊と死で幕を閉じる。2時間半で気力を消耗し、あまりにショッキ…
1940〜1945年を生きられた人達は、多かれ少なかれ皆さん生き地獄のような経験をされていて、コロナ禍で鬱だ〜とか言っていた自分が恥ずかしくなります。目を背けたくなるようなシーンも多々ありますが、一…
>>続きを読む恐ろしすぎて涙すらでない。最初あんなに綺麗だった人がいろんな感情を捨て去っていく過程が映されている。お姉さんの婚礼儀式のシーンとラストの殺戮シーン、あんな風に繋がってしまうなんて。こんな民族主義は何…
>>続きを読む統治国家が次々と変わる中、ウクライナ人・ポーランド人・ロシア人・ユダヤ人、加えてアルメニア人などの少数派民族が共存していた地域・ヴォウィン(現在はウクライナに属す)。
第一次世界大戦終結後、独立回復…
冒頭、婚礼の儀から始まるこの映画は、その後その土地が辿る鬱屈とした歴史を思わせるほどに不穏である。
陽気な民謡じみた唄も乾いた空気に響くばかりでどこか哀しさを思わせる。
冒頭から孕んでいた不穏は、遂…