ナショナル・シアター・ライヴ 2019 アントニーとクレオパトラの作品情報・感想・評価

ナショナル・シアター・ライヴ 2019 アントニーとクレオパトラ2018年製作の映画)

National Theatre Live: Antony & Cleopatra

製作国:

上映時間:222分

3.7

あらすじ

「ナショナル・シアター・ライヴ 2019 アントニーとクレオパトラ」に投稿された感想・評価

舞台美術が印象的だった。
クレオパトラが、まっすぐに愛に燃える女性として描かれていて、可愛らしくてかっこよくて好きになった。
本日もYouTube無料配信にお世話になりました。

現代風アレンジ(いきなり海軍っぽい服の方が出てくる、その人がオクタヴィアヌス)だったのでまずなにが起きているのかを理解するのにだいぶ時間がかかってしまった。
今回も補足をしながら鑑賞。
比較的戦争の場面が現代的。
クレオパトラの話は昔漫画の伝記読んだのだけれど、だいぶ内容がすっ飛んでしまっていた。

やはりシェイクスピアの歴史的な戯曲は楽しい。ちょこちょこ「あ、これは崩壊の足音がするぞ」と気付けるのもいいなぁと思いました。
クレオパトラの最期は本当に壮絶なんだけど……まさか本物の蛇を持ってくるとは思わなくてちょっと目玉が飛び出ました…。本当にびっくりした。

場面ごとに登場キャラクターの衣装がどんどん変わったりするところ、本当に魅力的だと思います。衣装が変わるってかなり大きな見どころになりますね。

役者の皆様が本当に「今、生きている」と感じるところ、さすがです。
sakey

sakeyの感想・評価

-
NTL無料配信にて。
字幕ないし大元の話をあまり理解しないで観ると難しい。機会があればちゃんも字幕付きで観たい。
(そもそもこういう恋愛の駆け引きとかあんま興味ないから余計に理解できてないんだと思う)

クレオパトラのイメージが絶世の美女、蛇に噛ませて死んだしか知らないんですすみません…
(世界史勉強しようね私)
kinotoushi

kinotoushiの感想・評価

1.3
期待値割と高かったんだけど、個人的に馴染めなかった。

ここ数年見たシェイクスピア作品全部に言えることなんだけど、時代を現代風にアレンジする理由がわからない。戦場の風景が50年前くらいのゲリラ戦?って感じで、巨大モニターがある比較的今風の戦略会議の風景と時代が合わなくて全体的にまとまりがなかった。クレオパトラの宮殿がステレオタイプのオリエンタルな雰囲気だっただけになおさら。
この作品は初めて見たからストーリーにアレンジが加えられているのかもわからないけど、現代風な価値観があるとも思えなくて「素直にクラシックな時代背景で良かったんじゃ…」と思わずにいられなかった。

シーザーのカリスマ性も殆ど感じられないキャラクターになっている為、敵として魅力がない。敵が映えないから、アントニーとクレオパトラもただ影響力と感情表現が激しいだけで、言動の中に高貴さも崇高さも感じなかった。レイフファインズとソフィーオコネドーの熱演は凄かったけど、白熱すればするほど覚めて見てしまう感じ。

ただ、クレオパトラの宮殿と衣装は素敵だった。それだけになおさら時代物として見たかったなぁと思う。
せりな

せりなの感想・評価

3.5
アントニーとクレオパトラの事はローマ史で習ったから知ってはいたけど、戯曲として見たのは今回が初めて。
レイフ・ファインズが上手いのは知ってたけどソフィー・オコネドーも凄いね。ホロウ・クラウンの時に凄い女優さんがいるなとは思ってたけど存在感が必要な役を演じるのがピッタリな人だと思う。
シェイクスピアだから元々長いんだけど、3時間を超える演目を飽きさせずに見せる技量がある演者と、舞台装置の使い方や美術と見どころが盛りだくさんの舞台でした。松岡先生や河合先生も絶賛してたし、古典の現代化や配役の性別変更もうまく纏めていたと思います。
生きた蛇を使っているの見せ場の一つではあるんだけど、生きてるからこそ扱いきれてないのはちょっと勿体なかったかな。明らかに蛇を片付けにいく動作が入ってしまうのがな。
あと、ソフィー・オコネドーのインタビューが見れたのが嬉しかった。迫力のあるお芝居をする人なので普段の様子が知りたかった。気さくで豪快なお姉さんって感じで好感度があがりました!

このレビューはネタバレを含みます

クレオパトラの「アァントニィ〜」って言い方!笑笑
なんも知らずに観に行ったのがまずかったのか、イメージと違いすぎてなんかもう何が正解か分からなくなった!でもめちゃめちゃお金かけてたのは分かった。リア王の比じゃない!舞台回るし衣装もたくさんあるのにひとつひとつちゃんと作り込まれてる。ありがちの過剰な演出もない。
なのにキャスト〜!!!!特にお前だ!!アントニー!!!!!!ビジュアルは満点あげても良いんだけど(謎の上から目線)、サス芝居のときみんなちゃんと静止してるのにアントニーだけふらついてたし、なにより見せ場のアクションシーンで全然動けてない!!すっかり身体が鈍って負けそう…ってシーンならしっくり来るけどそんなんで勝ったって言われても信じられない!体幹鍛えて!舞台美術と演出は良かったのに本当もったいない、あと個人的にヘビが本物である必要性は全く感じなかった笑
めっちゃ積極的に観たいわけではなかったが、せっかく存在を教えてもらったので(シェイクスピアに対しての向学心があるのと、ローマは「歴史」の中でもかなり好きな時代なので、)吉祥寺での上映最終日にがんばったら間に合いそうだったから、観てきた。
すごく面白く観た!NTLの中でも一番楽しんだし、自分が今まで観たシェイクスピア劇の中では一番よかった(好きな)気がする!まあそんなに観てないので、現時点では。
役者がよい(どの人も腹の底から声出してて迫力あってなんていうかホンモノだ感がすごい)ってのはまずあるけど(特にクレオパトラの女優の滑稽で豊かな演技が凄い、すごく魅力的)、台詞がいちいちムカつくくらいかっこよすぎてシェイクスピアすごいな、って思った。ろくでもない行いをしでかしてる人物たちだよなと頭の中では思ってるのに、いちいち台詞にしびれちゃう感じ。愛を囁いたり裏切ったり嘆いたりを繰り返すのって陳腐になりそうなのに、ぜんぶ微妙に違うパターンの鋭くハッとするような言い回しで、すごくカッコよく聞こえるの凄いな。今まで格言っぽい台詞多いなって思ってたけど、ハマるとこまでは行ってなかった。今回はハマっちゃった感じ。ちょっとシェイクスピアの言葉に慣れてきたってのもある。
あとは、大きな権力を持つ自分とはかけ離れたところにいるような歴史上の人物なのに、同じ人間としての、自分に近い面白さ、をすごく感じた。(情けなさとか不甲斐なさとか全然かっこよくない部分で。)
主役二人以外のキャラクターの起伏も良かった。こんなにたくさんの人物のいろんな面(一面じゃないとこがすごいね、ゆえに観ていて疲れるけど)を描くのすごいよね。
(しかしシーザーをいちまくめおわってパンフ読むまであの有名なほうのシーザーとかんちがいしていたり、アントニーも思ってた人物と違ってたりしていたので、最低限の歴史背景を頭に入れておいたほうがどっしりとかまえた気持ちで隅々まで楽しめそうだなと思った。オタク的な作品鑑賞の仕方を好む自分の場合は。)
そこそこ眠い頭で行ったんだけども、とりあえず、退屈さは一秒たりとも感じなかった。この間渋谷でみた岡田将生のハムレットの演出と同じ人だけど、転換や光や音楽や動きの演出のかっこよさやリズムの良さもあるかも。
それから自分は喜劇やコントが好きだから、悲劇という大枠の中でも、かなり喜劇的演出が多く、そのバランスも好きだったな。ユーモアとペーソスのバランスがいいと自動的にかなり満足しちゃうみたいだな。
順慶

順慶の感想・評価

4.0
まったく内容を知らなかったので、ストーリーについていけるか心配してたけど、杞憂だった。
古代ローマの時代だけれど、現代風のアレンジ。

クレオパトラの変わりゆく衣装も見どころのひとつ。休憩後に衣装デザイナーのインタビューがあったので、後半のクレオパトラの衣装に注目してしまう。
ステージは、中央がぐるぐる回り、場面転換も早い。
悲劇だけど、くすっと笑えるシーンもあった。

アントニーとクレオパトラの変な愛情。ラストの展開は「ロミオとジュリエット」みたいだった。

そして、本物の蛇が出てくると最初に解説されるので、どこで出てくるのかなと興味が持続する。で、思ったより、でかい蛇だったので、驚いた。とてもステージ映えする気持ちの悪い蛇だった。
billy

billyの感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

この作品初めて。NTLは今年から観始めて4本目。
・アントニーが死んだ後は冗長に感じてしまった。
・シェイクスピア作品は、まず今までに上演された同作品を知らないから比較が出来ない。「今回の作品はここの解釈や演出が良かった/イマイチだった」という見方ができない。まぁ最近観だしたから当然で、これから、ね。
・レイフファインズの演技はさすがだった。第1幕の前半でクレオパトラに声を荒げるところが特にうまさを感じた。たまにあるコミカルな演技も良かった。先にパンフで読んで情報が入ってしまっていたが、件の「ィナヴァーヴァス!」も素晴らしかった。これは語る会で松岡さんも強調してた。
リア王やシェイクスピア的な所があるように見えたのは、シェイクスピア作品ってそういう被る部分があるって認識でいいのかな。アントニーが死ぬシーンでの下僕とのやり取りとか、クレオパトラの嘘死にをアントニーが勘違いして自殺するとか。シェイクスピア作品をこれから観て行くときは、そこも比較してみたい。
身体もすごかった。片手で腕立てしながら話しかけたりしてんのすごかったて話が語る会で出てたような。
・シーザー役の人はあまり演技が上手いとは思わなかった。クレオパトラも、
「黒人らしさ」はすごい出るんだけど、それ一本というか、引き出しは多くはないなという印象。
・シェイクスピアのすごさは、1600年代に、人間の感情を掬い取って劇にしたとこ?他の作品もこれから随時観ていって、古典たりえる所以を言葉にできるようにしたい。
ますお

ますおの感想・評価

4.0
役者陣はもちろんだがAlexander McQueen出身の衣装デザイナーと舞台芸術には見事の一言。Alas、シルエットの何と綺麗な事だったか!
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