ナショナル・シアター・ライヴ 2016「ハムレット」の作品情報・感想・評価

ナショナル・シアター・ライヴ 2016「ハムレット」2015年製作の映画)

National Theatre Live: Hamlet

上映日:2016年05月21日

製作国:

上映時間:207分

3.9

「ナショナル・シアター・ライヴ 2016「ハムレット」」に投稿された感想・評価

キウイ

キウイの感想・評価

2.5
カンバーバッチは好きな俳優だが、カンバーバッチがハムレットを演じるというところまでで企画が終わってしまっているように感じた。歴史ある脚本を上演するにあたり、作品として何をどのように提示したかったのかがあまり伝わってこなかった。
演劇の国イギリスでもこのような俳優人気先行の少々雑な企画があるのだなと残念に思ったが、ひとつの事例として観られてよかった。
ハムレット観たことないからどんな話か知りたい、という方には、ケネス・ブラナー監督・主演の映画『ハムレット』(1996)から入るのが個人的にはおすすめです。
patina

patinaの感想・評価

4.0
先行上映で鑑賞しました。
ベネさんは可愛かったよ。
役者としての素晴らしさもよくわかりました!

セットも衣装もゴージャスで1年前にチケット完売してたから予算あったんだろうなぁと思うくらい。

舞台を見に行ってた人も言ってたけど演出過多かな。
それいる?ってなる時が時々ありました。上手い役者さんなので役者を活かす演出の方がもっと映えるのになと。
セットも客席によっての死角が多いので見えない人でも何してるか分かる様にした方が良かったんじゃないかな?バルコニーの奥の部屋にいるオフィーリアとか見える席が少なそうだったし。

そんなに数を見てる訳じゃ無いけどイギリスの舞台って演技をしながら場面転換する事が結構あるんだけですね。小道具とかセットを運ぶのって脇役の人がメインで移動させるのが普通だと思ってたけどベネさんが思いっきり運んでたのが意外だった!
その時に軽やかに移動してて身体能力高いんだよなぁって改めて思いました。

前王の亡霊と墓掘りの人はフランケンシュタインの盲目のおじいさんの人なんだけど、墓掘りのキャラクターはチャーミングで可愛かった!こういう役似合うよー
それ投げるんだってなるけど(笑)

あと、ベネさん痩せてて細っこいんだけどDr.ストレンジの撮影に合わせて筋トレしてるから二の腕が程よく逞しくて素敵だったよ。

本篇の前にSKY ARTSのインタビューとSave the childrenのスピーチもありました。

ハムレットとしてはキニアさんの方が分かりやすいのかも知れないです。

日本語字幕で見たら印象変わるかも知れないので来年の上映も楽しみです!

ベネレットは可愛さは誰にも負けないと思うよ!!
り

りの感想・評価

3.2
かなり改変が多く、秀逸だなと思う箇所と腑に落ちない箇所が両方あった。冒頭の変更が衝撃的すぎて置いていかれた。ゴンザーゴ殺しの変更が素晴らしい。クローディアスへの当てつけ感がすごく出ていた。ガートルードとオフィーリアの存在感が薄い。オフィーリアがカメラ好きで、モノを見る主体になっていて良かった。舞台がホーンテッド・マンションみたい。え、そこも開くの?!みたいな。カンバーバッチの素晴らしさは言わずもがな。神経質で哲学的なハムレットそのものだった。舞台のカンバーバッチ最高。ハムレットを観る度に、原作の偉大さを実感する。
カンバーバッチ、演技は本当に上手いし研究もすごいしてるけど、本人の性格がいけすかないのでやっぱり好きになれません!とインタビューシーンで確信。

舞台美術をエス・デブリンが担当していたらしく、衣装セットはとても綺麗。でもやりすぎ!!これ見よがしに見せつけられると関係者のドヤ顔がチラついてちょっとウザイです。

一瞬しか出てこない傷メイクやらソリロキーの演出やら場転やらアクションシーンやら、他にもたくさんあるけど「ビジュアルで観客を驚かせよう!!」感が強すぎて逆に薄っぺらく感じてしまう。

若向けエンターテインメントとしてのシェイクスピア、なら良いかもしれないけどそれにしてはストーリーが冗長で飽きます。話の流れは簡潔に且つ心理描写は分かりやすくテキレジされてれば成立していたはず。

特にオフィーリア関連の描写が少なくてただの勘違い&気違い女みたいに見えたのが悲しい。ジェンダー問題を気にして恋愛シーンを削ったら話が繋がらなくなっちゃったのかな。

所々に新しい解釈もあり楽しい作品だったけど、美術を見せるときは美術、物語を聞かせたいときは物語、とメリハリをつけてほしかった。
良い作品ですがわたしにはあまり刺さりませんでした!
Qvoymi

Qvoymiの感想・評価

5.0
ベネネのハムレット
これが初見でしたが

やはりベネネは舞台向きで映える
そしてシェイクスピア向きだなぁと感じる

何がって具体的に聞かれると分からんけど
シェイクスピアの悲劇が似合う演技
というのか
苦悩する役が上手いというか
難しい台詞の言い回しのくどさ加減が
とても良いというかなんと言うか

シェイクスピアを観劇するならいつかは
べネネの舞台をナマで観てみたいものです
Alighieri

Alighieriの感想・評価

4.0
「ハムレットを演じるのは気が重い。ある程度キャリアも積み重ねてきたからやっと演じれた」とインタビューで語るベネさんだが、見事に演じ切っている。ハムレットが今尚人気を誇っているのはやはり血生臭い人間らしさがあるからだと思うけど、ベネさんの演技に合致していた。
ナット・キング・コールのNature Boyが忘れられない。
Reina

Reinaの感想・評価

4.0
人生初ハムレット。
もっと複雑な話だと思っていたけれど、家族のごたごた話でしたの巻。
先日Netflixで見てつまらなくて半分で止めた『オフィーリア』が、事前情報としてちょっとだけ役に立った。

舞台美術は『リーマン・トリロジー』のセットですっかりファンになったエス・デヴリン!
豪華な邸宅の大広間が、2幕になると砂の積もる戦場のような舞台に。復讐の色が濃くなる物語と共に変化するセットが美しい。
ものすごく奥行きがあるのか?カメラの動きで遠近感が掴めない部分も。

チェックシャツ+リュック+メガネというお手本オタクファッションなホレイシオがツボ。

初ハムレットなのもあって全体的にはこんなものか〜って感じで、他バージョンも見てから見直してみたい。
1幕がめっちゃ長いので、無事に落ちて劇中劇を見逃したし…。
Yukako

Yukakoの感想・評価

4.0
“To be or not to be, that is the question. “が思いの外序盤に出てきてびっくり。
カンバーバッチのシリアスさとおちゃめさが混ざったハムレット役作りがめちゃくちゃ良かった。
nico

nicoの感想・評価

3.8
2016年のカンバーバッチさんasハムレット。
カンバーバッチさんがもの凄い。実際に劇場で観たらエネルギーが竜巻みたいに感じられたんじゃないかな〜。圧倒された。
映像作品でのキャラが天才で変人みたいなのが多くて、彼の演技がどうのって分かりにくい気がしてたけど、いや〜上手いわ。当たり前か。天才とか変人でキャスティングしたくなる人の気持ちもよく分かるけど。

舞台美術もとっても良かった。一幕後半くらいから少し盆を廻したのかな?その辺は中継映像だから100%確かな訳ではないけど、もしそうなら、前半は奥行を見せていて、後半はもっと位置関係が分かりやすく見えて話の進行スピードについて行きやすいような気がした。
ダークな皆殺し全滅因果応報ストーリー。ハムレット自体は見るの3回目くらいだけど、このダークさ、そんなに嫌いじゃないかも。父を殺されたハムレット、父を殺されたレティアーズ。(ハムレットは善玉の立場にも悪玉の立場にもなる。悪玉は計らずして、ですが。)あ、繰り返しの法則や!ダウントンアビーもこれやってる!!シェイクスピアが大好きな「劇中劇」を面白いと思えるようにはなってきた。
特に面白い演出とか思わなかったけど、ベネさんは熱演だった。(狂人の演出で、巨大な積み木と人形の中で、兵隊ごっこしてるみたいなベネさんはかわいい。)
フェンシングの決闘とかスリル満点だし、シェイクスピア劇の中で人気なのもわかる気がした。ダークな話の中では、わかりやすくて面白いもの。
オフィーリア入水のくだりはあの絵を思い浮かべて聞いていました。自殺は罪なんですよね、キリスト教国では。カメラ女子って演出でしたね。
アイドルのベネちゃんのPVって感じだな〜。(他の役者の良さみたいのがいまいち立たなくて……)
本編の前の、「ハムレット」を演じる中学生だか高校生だかをベネさんが訪ねるドキュメンタリーは良さげだった。もっと見たかった。
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