このレビューはネタバレを含みます
【これは若き者達の大人に対する視線そのものである】
Ⅰ.ある視点と別の視点から
本作の予告編をみる限り「上田瑠海(通称:ルンルン)(小野莉奈))がひたすら可哀想な作品」と誤解されるかもだが、このルン…
広島の先行上映初日(2020年8月)、しかも監督とテロルンとルンルン(主演の2人はリモートで参加)の舞台挨拶付きの回を鑑賞!
スジ(余白が美しい脚本)ヌケ(瀬戸内の儚いロケーションと空気感)タチ(…
最初から最後まで想定の範囲内に収まる、教科書の言う通りにつくってみましたみたいな49分だけど、しっっかり教科書の言うことを聞いて丹念につくれば傑作とはいかずとも良作にはなるんだな
台詞の少なさが良…
宮川博至監督作品
映像、美術による世界観の構築とそれらが物語に昇華されていくのが見事でした。
いつ壊れてもおかしくないぼんやりとした二人の繋がりとくすんだ窓。そして澄んだ車の窓越しの別れまで。
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このレビューはネタバレを含みます
暗くて長いトンネルの先に差した光へと駆ける姿に胸が熱くなった。
岡山天音の繊細な表現が素晴らしい。
映像と音楽の相性もとても良かった。
映画館でこの映画が観られて良かった。
映画館以外では観られない…
自分を受け入れてくれる人がたったひとりでも見つかれば、一歩前に踏み出す勇気が持てる、この映画は優しくそう教えてくれる。
台詞が少ない分、余白でストーリーを想像できる。ラストシーンは切なさもあるけれ…
スーパー透明感のある映画、最高に良かった。切ないのに癒される。もっと長尺で観たい。
テロルン、ルンルンにとって互いが互いの唯一心を休めることが出来る相手なんだなあ。二人の笑顔が清くて可愛くて…
全速…