水面に浮かぶ、小さく澄明な泡沫がひとつ、ぱちんと消えた―、そんなイメージが浮かぶ作品である。
監督は仏領アルジェリア出身、ギイ・ジル。
ジャンヌ・モローとの短い間の恋愛関係でも知られ、本作は彼女の歌…
映画としてはやっぱり詩的で感傷的で。
フランソワのあまりの空虚さに泣きそうになったし、しんどかった。
だから「窓と扉を開けておくわ」のセリフにちょっと救われたんだ。
<映画/批評月間 ギィ・ジ…
今特集のギイジルコンプリート。ギイジルのフィルモグラフィの中では1番ポエティックでリベラシオン紙のジュリアンジェスティールがオススメするだけあって傑作なことは間違いない。ジャンヴィゴ賞受賞ていうのも…
>>続きを読むギィ・ジル、『反復された不在』Guy Gilles.Absences répétées.(1972)アンスティチュ・フランセ東京
軽々しく使いたくない言葉だが、美しかった。何にここまで心惹かれた…