心の中の作品情報・感想・評価

心の中1999年製作の映画)

製作国:

上映時間:89分

3.8

『心の中』に投稿された感想・評価

3.0
2重3重のレイヤーで語られる映像は理解を越えた初めての体験だった。上映後のトークショーで御本人の人柄や考えがすごく反映された作品だったなと感じた。
Uni
4.0
このレビューはネタバレを含みます

優しい映画であっという間だった。
「心の中」という言葉に対して、心の外の話を大木さんがしていた。

自分の主観的な目線で考えると、考えていることも見ている景色も、全てが心の中じゃないのかと思った。心…

>>続きを読む

デレクジャーマンのクラブミュージックじゃないけど、それくらい音が音楽として構成されているのを感じた。

iPhoneにだけ香りが残っている…。

作品を作って、好きな人がいて、働かなければならないだ…

>>続きを読む
まや
4.0
このレビューはネタバレを含みます

実験的な映像の作り。フィルムの肌触りがとても良く、それが映像の中に生きていた。幾重にも重なるフィルムは心の中を映し出しているようで、一緒に過ごしていてもこれだけ違うという気持ちにさせられた。フィルム…

>>続きを読む
5.0
燃えるような赤が重なるとき、暗い夜が重なるとき、ベースの海辺の二人の映像が全く異なる見え方をした
mtmtmt
-

記憶の中で、二人は目が合い、心を通わせていた。
でも、浜辺で横たわっているときは、絶対に目線が交わることはない。心が離れてしまったのか?
次に目線が交わる時は別れの時なんだろう。
集合写真、記念写真…

>>続きを読む

浜辺に横たわる二人。心中をする(演技をする)つもりらしい。
潮が少しずつ満ち、波に押し流されていく2人に、2層、3層にドキュメンタリー映像が重ねられる。映像で意識の流れを観せつけられるような、強烈な…

>>続きを読む
ー
5.0

頭の中じゃなくて、心の中

何重にも映像が重なって、気づいたらどんどん潮が満ちてきて、2人が死に近づいていく。重ねられた映像の美しさ。

「心の中の奥に隠された抑えられているもの、それを言葉にするこ…

>>続きを読む
何が行われてるのか全く分からない映像がずっと続くのだが、光と音の羅列を眺めていたら、なんだか壮大な作品を見終えた気分になった。
4.0

いくつかの映像が上手い具合に重なって遠近感が自然と狂うシーンでは、特定の映像を見ることなく画面を見つめる時がある。その時の感覚はターチトリップにとても近いので良かった。あと別の映像の挿入で本来音が果…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事