《ひきこもり映画祭 196作目》
【ちょい広島映画】
「岩手県大槌町で生まれたハルは 9歳の時
津波で家族を失い ひとり生き残った
今は広島県呉市で叔母と二人で暮らしている」
のテロップから…
現在の説明過多映画に毒され
早送りで映画を観る様なバカには不向きな名作
演技から演出から全てが淡々としているからこそ響いて来るリアリティ
出会う人々の自然な優しさが良かった
バチッと終わるラストも…
最初の方は正直何も劇的な展開がなくつまらなかった。しかし、モトーラさんの演技力で、私は突然真正面からバットでぶん殴られたような感覚に陥った。その後も、ベテラン俳優の方々に確かな技術力の演技で何度も殴…
>>続きを読む岩手県大槌。
ただいまを投げかけても返ってこないおかえり。
この行き場の無い感情の矛先はどこに向けたら良いのだろうか。
家族を失うというのはどんな形であれ、辛く、受け止め難い事実だと思う。
そ…
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