デンマークのドラマ映画。
主人公のペアは敬虔な牧師の家に生まれた。だが彼は技師を目指していたため、家族とは相容れず孤立していた。
そんな彼は街の大学で工学を専攻することになり田舎の家から出る。街で…
なんとも息苦しいようなストーリー。
信仰は幸せになるためのはずなのに苦しみばかりが際立っていた。
それにしてもペアは、きっといつの時代に生まれても幸せにはなれないような、もっと言えば周りまで不幸に…
宗教や家族からの呪縛からただ逃げただけで、消化しきれず、それを言い訳に生きていたような気がしてならない。
息子も自身の幼少期とダブったんだろうな、だから家族の元を去ったんだろう。
ペアはどう生きれば…
誰しもが彼の一面を持っているのでは?
19世紀末のデンマーク。風車による電力網の構築を夢見た若く才能のある技師
彼はその傲慢ともいえるプライドで成功を逃し続ける
彼のその選択は人生をどんな形にした…