オブローモフの生涯よりの作品情報・感想・評価

「オブローモフの生涯より」に投稿された感想・評価

引きこもりダメニートな貴族、オブローモフの生涯を描いたロシア映画。

ダラダラと一日中ベッドで寝転がって、身の回りのことは全て召使いに任せるオブローモフ。

しかしある日幼馴染の大親友シュトーリツが家を訪ねてきてから生活は一変。

怠惰で無意味な日々は社交で忙しい日々へと変化します。

クソ陰キャ(オブローモフ)がパリピ(シュトーリツ)と連むとロクなことにならない、というのがよく分かる作品でした。勉強になります。
光の扱いなどは決して悪くないが、それは監督の資質というよりソ連映画界が培ってきたスタッフたちの技術の賜物と呼ぶべき代物であって、例えば森の中の逢瀬一つとっても同時代に制作されたソクーロフの「孤独な声」(あの信じ難く美しいオーヴァーラップ!)の足元にも及ばぬことは明白である。
怠惰だがどこか憎めないオブローモフを心のなかに飼ってる人は、多いのでは?
かくいう僕もオブローモフ主義者だ。シュトルツのような人間になりたい。
オブローモフのまま愛されるなんて虫が良すぎるよ