家族を想うときの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『家族を想うとき』に投稿された感想・評価

ゆき
4.1

Take care

現実との境目がない物語でした。
「“日本人”だから台風でも嵐でも出社しないと…」そんな皮肉をたまに口走る。現実は、守るものがあればルールの中で身を粉にしても働く人がいるのだ、世…

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ケン・ローチ監督「家族を想うとき」
またしてもガツンとやられる。お前さえ良ければ良いのかと。80歳を越えたケンローチ監督がギグ・エコノミーという現代の問題を真正面から描く。もう尊敬しかない。
原題 …

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sally
4.0

Sorry We Missed You
この題名から泣けてしまう。
映画全部観たらさらに辛くて仕方がない。

私たちが生きている世界は問題に満ちている。
みんな幸せになるためにもがいて生きている。

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4.0

タイトルからは想像できない、
なかなかの閉塞感。ハードです。

家族を想って働くが、
結果、家族が不幸になっていく。
どんどん悪循環。

現代社会の闇。
イギリスの労働階級の話だけでなく、
世界…

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3.6

低賃金をテーマにした本で知った映画だが、これはとても辛すぎた。
宅配ドライバーはあくまでも「自営」扱いになるので保険も適用されないケースが多く、映画に出たような専用の端末でルートから目標時間、勤務時…

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非正規労働者として配達業で働く父親が、自らを犠牲にして家族のために尽くし、その労働環境や雇用形態に自らをすり減らし、疲弊していく話。現代社会に蔓延る非正規労働者の問題、資本主義の重大な欠陥としてさら…

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jack
3.5

イギリス・ニューカッスルに住む夫リッキーと妻アビー、息子セブと娘ライザの一家。

理不尽な過剰労働を強いられるリッキー。
アビーも時間外まで働いている。

誰も悪くないのだが家族の調和が取れなくなり…

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救いを…
社会の闇を家族を通して淡々と描き出す。過度な自己責任論社会に対する問題提起。アメリカも日本も同じだし、アメリカのほうがより資本主義社会だからな。
お
4.1
感想を紙で書いたので詳しくは思い出せないのだが、本当に好きだった

労働階級の方の暮らしとプライドを描くのはケンローチ本当すごい

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