蟹の惑星の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

上映館(1館)

蟹の惑星2019年製作の映画)

上映日:2019年07月13日

製作国:

上映時間:68分

あらすじ

「蟹の惑星」に投稿された感想・評価

hyak

hyakの感想・評価

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蟹、生きてる〜〜〜〜っっ
呼吸するエラや砂を掻く爪の一挙一動、チマいボディがなまぐさくて可愛らしくて泣きそう。ポイ捨ては本当にダメ。
か、か、蟹〜〜🦀!!
多摩川の干潟に生息する蟹の生態とそれを研究する吉田さんのドキュメンタリー。
蟹の住処、食事、交尾、脱皮、そして宇宙との関係まで、ひたすら蟹です。
映画館の大画面で見る蟹、それは怪獣くらいカッコイイ!

干潟を撮っていた監督がたまたま出会ったという、アマチュア研究者の吉田さんは15年間趣味で蟹を研究しているのですが、その研究方法がめちゃめちゃユニークでした。
蟹の生態を本で読んで納得するのではなく、自ら実際に確かめることが大切らしいです。
おじいさんの夏休み自由研究を見ているようで楽しかったです。

干潟に集まる蟹の数はとてつもない数なのですが、それをロングショットで写した、ハサミを振る蟹たちの求愛ダンスも圧巻!
東中野にいながら、フジロックを感じられました。
とても良い夏映画です。
「東京干潟」に続けて鑑賞。
蟹があんなにいる事も知らなかった。
川岸に打ち上げられたのか、投棄されたものか、沢山のゴミが映っていたが、歳をとると環境について気になってくる。
折角の環境だから、守って行きたいと思った。
『東京干潟』で、手の届きそうな位置で行われているオリンピック向けの建設工事をシジミの減少と結び付けた後に、こちらでは東日本大震災を挙げる対比が素晴らしい。
蟹のパートはもちろん観ているだけで楽しい。

干潟は決められたあるいっときに現れ、人を含む様々な生物が集まり、そしてまた決められた時間になると消えてみな散っていく、まるで舞台のようなものという監督の話が印象に残る。
ohassy

ohassyの感想・評価

4.0
多摩川河口の干潟を舞台にした2作品の片方。
もう一本は「東京干潟」。

これはもう、蟹を、とにかくクローズアップで堪能できる作品だ、と言い切っていいと思う。
蟹のクローズアップなんて見て楽しいのかと言われれば、これが結構楽しいのでびっくりする。

蟹って、口が2つあるのかな?
爪で砂を集めて口に含むんだけど、体の中で藻などの餌だけをろ過して砂を別の口のようなところから玉にして吐き出しているのだけれど、そんなの今まで見たことがなかった。
それに、蟹はエラ呼吸なので本来的には陸地では生きていけないのだけれど、陸地にいる間は体に貯めた水を吐き出しながら体に覆わせることで、エラ呼吸をしているんだって。
で、水が無くなってくると酸欠になって、泡を吹くんだって!
泡の幾何学模様がものすごく綺麗だったなあ。

造形もね、見れば見るほどおかしい。
あの爪と足は誰もがイメージするけれど、種類によっては目の内側にも小さなハサミがついてるんですよ。
何なのあれ?超キモいんだけど。
でもってその爪で、目が乾くのか、時々目を拭ったりするのがなんか可愛かったりもして。
蟹って、もしかしてすごく可愛いのかもしれない。

干潟には10種類くらいのカニが生息しているらしくて、15年以上趣味として研究し続けている吉田さんが色々と教えてくれるのだけれど、型にはまらない視点がとてもユニークで、ああ僕もこの人と干潟を歩きたいと思わせる。
蟹はとても敏感で臆病らしくて、ちょっとやそっとでは撮影できない。
その蟹の、超クローズアップの映像がてんこ盛りなのだから、どれほど撮影に費やしたのかが窺い知れる。
吉田さんのお話と蟹のクローズアップ、贅沢だ。

吉田さんと監督のコンビで、蟹専門のYOUTUBEチャンネルを立ち上げると良いと思う。
デビューのお手伝いをさせていただこうかしら。
ひたすら蟹です。
接写でも蟹です。
「東京干潟」とセットで鑑賞した方が良い作品ですね。蟹の活動は回り回って川が綺麗になることに繋がっているのだなと感じることができます。
これだけ見ても「蟹」という感想しか出ないと思います。
多摩川河口の干潟に棲む蟹と、それを研究するアマチュア研究者の吉田さんのドキュメンタリー。
もともと生き物系ドキュメンタリーが好きな事もあり観てみましたが、村上監督のフランクなインタビューと、それに答える吉田さんのやりとりは何となくノンビリしてて良いです。
蟹の爪にワサビのくだりとか、孫娘の話とか面白い。

出口でしじみ汁を振る舞ってましたが、並ぶのが面倒だったのでスルーしました。