フランスの雪山を舞台にした失踪事件を関係者5人の視点で章構成して多角視点で見るわけですが、何故かその中にコートジボワールの人まで。
どの情報をいつ出すか、が大変に上手くて同じシーンを見るたびに面白い…
ガゼルを背負う男がいれば、人間を背負う男もあり。
偶然×エゴイズムが織りなすサスペンスは、どこにどう着地するのか全く予想がつかなくて、116分見入ってしまった。最後の最後は「あっ」て声が出るし。
ど…
面白かった!!
雪に閉ざされた南仏の田舎で起こった殺人事件を
羅生門スタイルの複数の人の視点で描くことにより、
徐々に謎が解かれ最終的に国境をも越える大きな展開に広がってゆく
人の欲望、思い込み、願…
おぉ〜なるほど…!?
各人のエピソードを遡って、点と線が面白いくらいに全て繋がるラスト。
本当に悪はなかったのか、それとも見えない悪があったのか…と考えずにはいられなかった。
人間は偶然の連鎖には…
こういう立て付けなのね。お話はよく出来てると思います。例によって顔が覚えられずに苦戦はしましたが。しかし、ワールドワイドなのか?狭い世界なのか?よくわからん。
タイトルには悪なき、か。ないのか?これ…
「良く出来たシナリオも説明不足」
面白いお話でしたが…小説や舞台なんかではよくあるタイプのお話。一つの事象に対して別角度で捉えると、意外な事情が裏側にあることを観客に示します。今作では「事象=死体…
©Jean-Claude Lother © 2019 Haut et Court – Razor Films Produktion – France 3 Cinema visa n° 150 076