人間の値打ちの作品情報・感想・評価

人間の値打ち2013年製作の映画)

Il capitale umano

上映日:2016年10月08日

製作国:

上映時間:109分

3.6

あらすじ

ミラノ郊外の豪奢な邸宅を舞台に、人びとの欲望が複雑に交錯する――。 人間の真の価値とは何かを問う、ラグジュアリー・サスペンス クリスマスイヴ前夜、イタリア・ミラノ郊外で起こった一件のひき逃げ事故。 この事故をきっかけに、経済格差のある3つの家庭に隠された秘密があばかれてゆく。 その夜、誰が誰と一緒にいたのか、真実を知るのは誰なのか・・・・・・。 ミラノ郊外の高級リゾート地、コモ湖の…

ミラノ郊外の豪奢な邸宅を舞台に、人びとの欲望が複雑に交錯する――。 人間の真の価値とは何かを問う、ラグジュアリー・サスペンス クリスマスイヴ前夜、イタリア・ミラノ郊外で起こった一件のひき逃げ事故。 この事故をきっかけに、経済格差のある3つの家庭に隠された秘密があばかれてゆく。 その夜、誰が誰と一緒にいたのか、真実を知るのは誰なのか・・・・・・。 ミラノ郊外の高級リゾート地、コモ湖のほとりにそびえたつ豪奢な邸宅を舞台に、 人間たちの欲望がうごめき、交錯し、やがて彼らに秘められた謎がゆっくりと紐解かれてゆく――。

「人間の値打ち」に投稿された感想・評価

おみ

おみの感想・評価

3.5
とても良かったです。人間の値打ちって、、、こんなもんなのかなぁって感じです。

もう一回観たい。
1つの事件をグランドホテル方式で追っていくのは、章が進んでいくにつれて、真相を掴めていくから見やすい。あの時のカットはこうゆう意味やったんかという発見が次々と出てくる。あと、それぞれに焦点を当てることで、建前とは異なる、その人の本音が見えてくるのがおもろい。

被害者側がほとんど登場せず、加害者側にスポットを当てて、話が展開していく。しかも富裕層。そんな中で、美術監督やルカといったアウトサイダー達が、何不自由なく暮らす人の平穏を乱すキーマンとなってた。
結局、金持ちは金さえ手に入れば、周りのことなど御構い無しってことやろか。終盤、カギカッコ付きの順風満帆って皮肉が響いた。
nohohon

nohohonの感想・評価

3.5
あるひき逃げ事件を軸に、交錯するそれぞれの立場をそれぞれの視点でうまく描かれていたと思う。
金に翻弄される愚かさや浅ましさを、これでもかと感じさせられた。
映画ラストのクレジットにはやるせない思いだったけど、セレーナとルカの最後のシーンはちょっぴり救いだったかな。
色々考えさせられる映画だったな。
そーた

そーたの感想・評価

3.0
3つの視点から1つの物語が語られていて面白かった。

人間は欲を満たそうとしすぎるあまりに自分しか見えなくなる生き物なのだと感じられた。
Aya

Ayaの感想・評価

3.5
イタリア映画、ほんと大人向けですね!!

高校生カップル、超金持ち名門の息子マッシと普通階級のセレーナ。
マッシの父ちゃんはイケイケの投資ファンドの社長。
母はノーテンキな有閑マダム。
セレーナの父ちゃんは不動産業がかなり落ち込んできている。しかも恋人との間に子供が生まれることに!

セレーナをマッシのところへ送ってきた父親はマッシの父親にテニスに誘われ、すっかり上流階級の仲間入り気分を堪能。
そこに欲を出し、彼のファンドで資金運用したいと持ちかけ、銀行に借金して投資するが・・・。

そして並行して描かれる自転車男性ひき逃げ事件・・・。

これ、東映系で回してました?去年末くらいにT・ジョイでポスターを見た記憶が・・・。

「おとなの事情」「ハングリー・ハーツ」今年見たイタリア映画軒並み素晴らしいですわ!

ようは、ひき逃げがあった日、泥酔して帰ってきた息子、ボンボンのマッシがひき逃げしたのか?!というのが大きな争点。

マッシは俺が運転できるわけないじゃん!セレーナが運転してくれたんだよ!と言う。

セレーナは自分が運転したけど別の車で帰ってきた。マッシの車はパーティーを主催した双子が運転していた、という。
警察はセレーナがマッシをかばっているのでは?と捜査に入る。

時を同じくしてマッシの親父の会社が大損をしてしまい、セレーナ父の投資したお金が90%戻って来ない事態に・・・。

そんな中、それぞれの思惑で動くセレーナ、マッシのおかんのカルラ、そしてセレーナの親父ディーノのそれぞれの視点で3章で描かれる、あの時あそこではこんなことが起こっていた、型映画です。

うーんこれどこまでがネタバレなんだろう?!

アノ登場人物の名前を書くだけで楽しみがなくなっちゃうと思うので、伏せますね。

実は上記に書かれた以外の人が出てきます。その人がどのような役回りをしてくるか、というのは見所でもあり、ラストの妙な希望というか、小さいながらもやはりイタリア映画、愛の強さを高らかに宣言されました!って感じです。

そして示される「人間の値打ち」
それに縛られないある人物たち。

後半に進むにつれ、いろんな人の行動、思っていたことが明らかになるにつれ、え・・・と思ったし、クライマックスのエモーショナルできゃー!!それだけはやめてー!!と本気で悲しくなってたから、ラストカットは結構びっくりしたなぁ。
とても好きです。
minacco

minaccoの感想・評価

3.9
人間の値打ちというタイトルがしっくりくる。
ひとつの事件をきっかけに3人の目線から展開するストーリーがうまくできている。
登場人物たちみんなが本音と建前それぞれの顔を持っていて、うちに秘めた秘密を持ちながら生きている。
特に、クソ親父ディーノがホントにゲスで最後までイラつかせる。

お金持ちの人たちってやっぱりどこかおかしくて、そのお金が目的で近寄ってくる人たちもいっぱいいる訳で。なんだかとっても不幸せに感じる。
こういった人たちの人間の値打ちというのは非常に高いものとなるが、それだけの価値はないような気もするし。
嘘ばかりの人間関係のなかで唯一、本物だったセレーナとルカの愛で最終的には救われた。
なんか色々考えさせられる作品。

このレビューはネタバレを含みます

自転車に乗っていた人が轢き逃げにあい、死亡する日までを3人の視点から描いた物語。
3人目のセレーナの話まで真相が全然わからなかった。その事故に遭った人の保険金だ20万ユーロが支払われたが約100万ユーロ支払い、真犯人の情報を買う人がや、投資で多額の現金を扱う人、自分の家を担保に70万ユーロ引き出し、投資する人等々・・・最後に事故で死亡した人の値打ちが表示されるが、人間の値打ちってなんなんだろうなって思った。この作品がどんなことを伝えたいのかちょっとわかんかった。
noriko

norikoの感想・評価

4.0
確かに内容もいい。
だけどそんなことは脇に置いておいて、鬼畜系イケメンを褒め称えようと思います。
あの鋭い目つきに、眉間の皺、血が通っているとは思えぬほどの冷徹ぶり。
いい♡
人を人とも思わない、誰が落ちぶれようと知ったこっちゃなく、挙句奥さんを所有物扱いで息子は屑扱い♡
その鬼畜を演じるのは、ファブリツィオ・ジフーニ。
個人的に初見の俳優です。
鬼畜から放たれるエロスって、もう最高で最高で最高で、、、ああ、ロリータで涎が垂れてくるのと同じ感覚で、自然と鬼畜に涎が垂れてくるのです。

自分の娘の前で他の女を抱いた屑も最高ですが、子供を子供とも思わなく屑もまた最高でございます。
あくまでも絵空事に登場する人間として。
もう彼が画面に登場するだけで流れ落ちてくる涎と格闘してまして、中身についてはほどほどの理解に留まっています。
いやだって読み解こうとする理性よりも、涎という本能が勝つでしょう?

さて、本作ですが3部構成になっています。
小さな不動産業を営む冴えない小悪党ディーノ、鬼畜の奥さん、ディーノの娘で鬼畜の息子の恋人、この3人がそれぞれの構成の目線になります。
ようは物語冒頭で人が死んで、登場人物とどう関わっているのかを推測させる系統の映画です。

確かに構成の妙はある。
パズルのようにしっかりピースが当てはまっていきますし、そこには脚本の破綻もご都合主義もない。
枝葉をそぎ落としてスタイリッシュにし、でも飽きさせないほどに人間描写に深みもある。
つまり「正しい」ミステリであり「正しい」サスペンスです。
その点では、満点の映画でしょう。

ここまできたら個人の感性というか趣味の問題です。
個人的には脚本が破綻していてもいいので、もう少し騒々しさなり混迷さが欲しかったです。
少ない登場人物なのですから、もう少し関係を入り組ませても良かったのではないかと。
あまりにもスマートすぎる。

総じて、中身の好みはありますが、フェロモン鬼畜を拝めただけで万万際です。
人間の値打ち?
色気で決まる!
ひろき

ひろきの感想・評価

3.5
人的資本すなわち人間の価値だ。
3人の視点に分けられてて話がすごくわかりやすかった。
natsunatsu

natsunatsuの感想・評価

3.6
タイトルからは想像できないくらいテンポよく軽やかに進みます。
理不尽な動機や無慈悲な法律。。など勝手にストーリーを予想してましたが、全然そんな話じゃなかった。
人間の値打ちってか人生の値打ちって感じ。
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