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「人間の値打ち」に投稿された感想・評価

ちゃぶ

ちゃぶの感想・評価

3.0
面白そうなタイトルだなと思い鑑賞

見終わった感想は…
「これ、タイトル、違わないか?」

人間自身の価値と言うよりは
それぞれの人の、「価値観」の
お話かなと思えば腑に落ちた。

単純に比較は出来ないし、
バランスが大切なんだろうけども、
どれが何より大切か。
幸せと感じるもの、事柄や感覚が
大切な人と同じであれば、もう
それが幸せなのではないだろうか。
いつだってお金の問題

一つの事故から(遡って)始まる群像劇
"人的資本"
自転車が溝に突っ込む事故から始まる人間模様/人生交錯。半年前、人生は予測不可能で随分早いのね…警察が来ている。互いに絡み合っては、それぞれの立場のあるあるを盛り込んで掘り下げる普遍的共感性が導き出すテーマ本質。金銭にまつわる問題が導き出すのはお金の値打ちと人間の値打ち。

第1章 ディーノ
甘い話に飛びついて自滅。娘セレーナのボーイフレンドから金持ち一家に取り入ろうと醜いほど必死に頑張っちゃって不動産から投資家に鞍替え?ファンドに全財産どころじゃない金額まるっと出資、見るからに惨めすぎて呆れられるよ。見ていてイライラするアホだな〜と実に人間らしい"空騒ぎ"。双子を身ごもっている恋人(事実婚?)ロベルタのことなど放ったらかし浮かれっぱなしで地に足着いていない様子が描かれる。ジョヴァンニがテニスじゃないと言っているのに、ルンルン~♪でテニスする気満々で屋敷に向かってどれだけ話聞いていないか。何が楽しいんだか脳天気なこと。
予測が外れた。庶民が無理をして身の丈に合わないことをするから、他人事じゃない。それに今からお金が必要だって時に限ってだから上の空。欲を出して結局すべてを失うことになるのが関の山だったり、いっときの欲に駆られる間抜けさ。地道に普通が一番、その幸せを噛みしめる。

第2章 カルラ
これといった目的もなくただやり過ごす日々を無為に生きる中でやっと見出したのは、取り壊されかけな県最後の劇場(=女優だった自分の輝いた/確かに "生きた"場所)を守るというやりがい。一種のアイデンティティー・クライシスのように自分を見失いそうになっている、暇を持て余した有閑金持ち妻。除け者にされる孤独、寂しさ。まるでバカ扱いのように軽んじられる存在。年頃なピンク色ボクサーパンツ息子マッシにも疎まれる始末。かつて昔は情熱を傾けるものがあって、やりがいもあって輝いていたのに、今では本当の意味では自分を理解しようとはしてくれない夫と暮らす。生きる上で金銭/物質的にはこの上なく豊かで何も心配ないはずなのに、ここにはすべてがあって何もない。
そんな自分を理解してくれる人との出会い、趣味や表現への熱量を分かち合える人との情熱的な関係。相手は絵に描いたような"夢見る(=貧しい)芸術家"タイプ、久しぶりに感じる生きた心地。そして傾く生活で現実を意識し始め(ざるを得なくな)る…3人で話しましょう。危険を察知するなり再び丘の上の城に籠もり始める、素人のヘボ役者め!なぜそんなにイライしているの?俺は見たからな。あと20年もしたらあなたもきっと分かる。

第3章 セレーナ
何してるの、父親同士でダブルスなんて恥ずかしい…第一、私たち恋人じゃないし。継母一歩前の父親の恋人ロベルタのカウンセリングの待合で出会うルカ。大麻の罪をなすりつけた叔父と暮らしていて、皆があることないこと吹聴騒いではヤバいやつだと避ける不良問題児タイプ認定された/烙印を押された少年。新聞の一面も飾ったし街中の噂。元ボーイフレンド(?)の金持ち坊っちゃんあるある甘ちゃん自己中マッシ、父親からの期待や失望といった重荷に耐えかねて世話のかかるクソ野郎とは正反対のタイプ。そして明らかになる事故の真相…。

最終章 人間の値打ち
被害者が亡くなった…!交渉材料は真犯人、98万ユーロとキス。情けなさ過ぎて泣ける/笑える、まるでピエロ。あなただけが本当の彼を知っている。ルカはいい少年、彼のことが心配でならない。ややありがち展開に始終している気もするけど、実際見てみるとやはりよくできている。人間を測る物差しは?命の価値は測れるのだろうか?

勝手に関連作品『マッチポイント』『虚栄のかがり火』『バベル』『21g』
TB12

TB12の感想・評価

3.2
アメリカの小説を映画化した群像劇。
所謂グランドホテル方式ってやつかな。

イタリア版アカデミー賞では賞を総なめにした作品らしい。

一応最後まで興味深く見れたけど最終的にはなんだかなーという印象しか残らなかった。
それはカタルシス的な含みを持つ良い意味でのなんだかなーではなくただただ映画の出来に疑問を持つなんだかなーという意味合い。

風呂敷を広げまくったのは良いけどほとんどのエピソードやキャラクターを拾いきれてないし(全てを回収すれば良いという訳ではないが)色々と中途半端に終わってるような。
その中途半端さこそがリアリティなのも分かるけど見た後に何も感じなかった。

無理矢理タイトルの意味を回収する為に2時間もゴチャゴチャやったんかいなと。

金持ちサイドは奥さんにスポットライトを当てていたが掘り下げ不足が目立つ。
奥さんのプライベート事情も中途半端にしか取り上げないし家族間のゴタゴタも描写不足。

不動産業を営むおっちゃん側の方はおっちゃんと娘にスポットライトを当てていたがこちらのエピソードも薄っぺらい。

よくある金持ちは悪で庶民は善というお約束を捨てて半ばその逆を展開させてたけどそれもそれでありがちよな。

まあ難しいテーマではある。
この手の話はどうやったってありがちになってしまうし変に捻りを加えてもそれはそれで安っぽくなる。

それと轢き逃げした子を可哀想に見せるのもなんか違う。
確かに境遇的には可哀想な子だろうがドラマチックにするのはやはりなんか違う。

どら息子ももっと掘り下げ出来たのに勿体無いキャラクターだった。

あと30分ぐらい長くても良かったかもね。

キャストは良かっただけに惜しい。
諒

諒の感想・評価

3.5
人間の値打ちは、難しい。
お金持っていてもこんな人間性の持ち主だし。
そして、お金の値打ちも。
色々な物の価値って当たり前だけど人それぞれ違うと再確認した。
なお

なおの感想・評価

3.8
後半で登場した犯人が意外だったので面白かった。
セレーナの父親ディーノはキモイし人間として終わってる。
誘われたからって初めて会った人達とテニスするとか、断れよ!金持ちと繋がる為に必死。
会議中断させたり、図太くて空気読めない、こんな父親絶対嫌。
再婚した妻は、ディーノの何がよくて結婚したのか不思議⁇
投資会社社長も人を見下したり、息子の頑張りも結果でしか判断しない、なかなかのクズ男だった。
皆自分の保身に必死😒

(字幕)
みんな身勝手なんだけど、優しくというか、
体温や湿度があるように撮られていて、
だからこそ最後の一言が染みる。みたいな。

リドリースコットとかスコセッシが撮っていたら最初から最後までひえっひえなやつ。
MinaA

MinaAの感想・評価

3.7
芥川龍之介の藪の中みたいな構造!しゅき!

女の子ってしたたか✌︎❤︎と思ってたらあれよあれよという間に…


直接的なタイトルだなあって思ってたけど、なんというかみんないろいろ値踏みしあってるよね〜っていうのを感じさせる作りが好き!

あとは映像の色味と撮り方が絶妙〜!!!すき!





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以下ネタバレ









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ロベルトのお父さんほんとにうええってくらい気持ち悪いなあ

普段もそうだけど、特にマッシのお母さんゆする時も、金額をちゃんと言えなくて吃っちゃうところとか、キスねだるとことか


そしてマッシのお母さん、空虚だったけど品が良くて素敵だった。ロベルトのお父さんにゆすられた時も、美しくて上質なレザーの手帳をさっと出してた



人的資本かあ
☆愛人の作家にど素人呼ばわりされた夫人、さまざまな口調と表情で魅せてくれた。観終わって一晩たってからも目に浮かぶ好演だった。初めセレブの優雅な話とおもったが、どっこいそうでなかった。すったもんだの人間劇、その中で人間の値打ちが試される。構成がしっかりしていて、分かりやすかった。
空

空の感想・評価

3.4
人的資本か、、なかなか面白い映画。
色んな視点から観るのは面白いわ。しかし、世の中にうまい儲け話なんてあるわけないのに
ricopin

ricopinの感想・評価

3.0
実話だったてこと?!

章ごとに視点になる人物が変わって真実に迫っていくながれ。
それほど衝撃的な内容じゃないけど分かりやすくて良い。
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