ゲンボとタシの夢見るブータンの作品情報・感想・評価

ゲンボとタシの夢見るブータン2017年製作の映画)

The Next Guardian

上映日:2018年08月18日

製作国:

上映時間:75分

3.6

あらすじ

「ゲンボとタシの夢見るブータン」に投稿された感想・評価

り

りの感想・評価

3.7
周囲から求められることと、自分が求めること。言葉少ない少年の葛藤が伝わってきて少し泣いた。

トランスジェンダーの妹を家族が(戸惑いはありながらも)自然のことと受け入れている様子が優しくて少し意外でもあり、想像以上に現代的。
kino

kinoの感想・評価

-
最初の5分と
最後の5分しか
記憶がないけれど
現代社会の闇とヒカリと現実みたいなものを、淡々と映し出したドキュメンタリーだった。
気がする
ソラ

ソラの感想・評価

-
あまりやってないと思うけどいろんな人に見てほしい作品。

幸せの国として話題になったブータンで、実家が寺院の将来2悩む兄弟のドキュメンタリー。
多分2人とも自分より若いけどすごくわかるなー、あの気持ち。将来どうしたいかなんてまだ分かんないんですよ、どこの国の人も一緒だよねきっと。
小一郎

小一郎の感想・評価

3.7
<世界で初めて劇場公開されるブータン人作家によるドキュメンタリー>(公式ウェブ)ということなのだけれど、ホームドラマっぽい。

1000年以上、代々寺院を受け継いできた家族の父は、長男のゲンボ(16歳)には後を継いでもらいたい。また、ブータン初のサッカー代表チームに入ることを夢見、自分のことを弟だと思ってるんじゃないのという感じでゲンボにベッタリな妹のタシ(15歳)には女らしく生きて欲しいと。

父はゲンボに「お前の意志を尊重する」と言いつつ、僧侶になることがいかに素晴らしいかをクドクドと説き、遠く離れた僧院学校へ行かせようとする。親が「自分の意志で親の思い通りになれ」と欲望してしまうというのは万国共通なのだろうけど、近代化で色々な道が急速に開けてきているブータンにあって、ゲンボは明らかに躊躇している。

でもゲンボは良い子みたいで、まあ仕方ないか的雰囲気を漂わすのだけれど、ゲンボと離れたくないタシが、僧侶になったら彼女できないよ、こっちにいて彼女つくればいいじゃん、みたいなことを言って引き止めようするという。

いわゆる近代化が進んだ日本的価値観では、まあまあイケメンの16歳男子が父親のあの姿をみて継ぎたいとは思わない気がする。もしゲンボが僧侶になって自分の息子に後を継がせたいと思うとしたら、急速な近代化、ヤバくね?

●物語(50%×3.5):1.75
・GNH(国民総幸福量)目標のブータンが近代化とどう折り合いをつけていくのか、今後が気になる。

●演技、演出(30%×4.0):1.20
・やたらインタビューみたいなドキュメンタリーっぽくないところが、テーマにあっていたかも。

●画、音、音楽(20%×3.5):0.70
・まあまあ。
takaoka

takaokaの感想・評価

2.0
ブータン映画と言えども扱っているテーマは世界共通。
目新しさは無い。
Katsutam

Katsutamの感想・評価

3.0
ブータンのリアル。そして世界共通のティーネイジャーのリアルを丁寧に追ったドキュメンタリー。

ゲンボとタシには「お父さんに何を言われようと、自分の信じた道を進めばいいんだ。世界は君たちが思っている以上に広いぜ!」って声をかけてあげたくなる。ほんとに愛おしい。

しかし、ゲンボもタシもお父さんも、近くでカメラが回っているのになんでこんなに自然に嘘の無い言葉が出てきたり、感情を出せのだろう。監督と時間をかけて築き上げてきた信頼関係の為せる業なのかなー。
AS

ASの感想・評価

3.8
教育現場にGNH重視のスローガンが掲げられているところがいかにもブータンらしい。
高みを目指すかのように、二人で岩山を登っていくラストにグッとくる
33ki

33kiの感想・評価

3.4
若者のよくある悩みブータンver.という感じでとても共感した。
またブータン行きたいな🇧🇹
なみき

なみきの感想・評価

4.0
「夢見るブータン」なんて呑気なタイトルからは想像できない深く静かな絶望感。寺で生まれた二人の子供を、何のナレーションなどもなく描き出すドキュメンタリーですが、寺を継ぎたくないけれどもそれを言えずにいるお兄ちゃんゲンボ、サッカー少年でありながら割り当てられた女性という性別から逃れきれずにいる弟タシの行き場のない苦しさがあらゆる場面から感じられます。強烈なのは二人の父親の姿。寺の住職でありながら二人の幸福の話などしようとはせず、ひたすら寺と伝統の存続、そして祖先からの遺産の維持の話をし、ゲンボを僧侶学校に入れたがる。タシには「自分が女だということを忘れるな」。存在感のない母親も二人を理解しようとしているとは思えず、タシが嫌がるピンク色のストールだかマフラーだかをつけさせようとし、男の子だから女の子みたいな真似をしたくないという単純な事実に気づきもせず「難しい子だ」と言い放つ。

タシくんの服装もいろいろ感じさせます。ふだんのだぼだぼの服は胸や体つきを隠そうとしてるんですよね、きっと。ユニフォーム姿のときには胸の膨らみがありありとある。『アバウト・レイ』に「生理は男の子にとってはつらい」という趣旨の台詞があったけど、むろん胸の膨らみだってつらいし知られたくないだろう。

この二人の兄弟が互いを深く受け入れているところが数少ない救いです。この二人はこの幸福の国でどうしたら幸福になれるのだろう。
もちろんブータンには行ったことないけれど、素のブータンが映っていたんじゃないかと思う。僕らが見れば、伝統の象徴である父や寺院、近代化の象徴である息子たちとスマホ、その対比が目につくけど、当たり前に共存してるわけで、それは日本社会だって同じわけで。
ノンフィクションだから鋭いところに切り込まなくてもいいのかな。よい映画だけど、あとひと押し強烈なものが欲しいような気もした。
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