自然光で撮された神秘的な映像は、劇場のスクリーンで観たかった。グルジア内のアジャリア自治共和国の霧深い寒村が舞台。湿り気を帯び、ひんやりと鼻に抜ける空気が心身を清めてくれる。
神話は科学も宗教も思…
女という存在は、男にとっての女がそうである以上に、女たちにとってこそ神秘のベールに包まれているのではないか。ラストシーンに描かれる女が、湖の水面を歩きながら、ただ1人静かに濃霧に消えていったように。…
>>続きを読むしばらく映画を鑑賞した後の感覚を書き留めておくことを辞めていたので、朝、書けるところまで書き留める練習をしてみよう
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ジョージアそのものを描いているようにも、ある家族を…
固定ショットを長回ししてたっぷりと間をもうけるタイプの作品だが、画がずっと死んでいて飽きてくる。長回しで時間をかければかけるほど余韻が出ると思ってるのかもしれないが、有機的な動きがほとんどないので映…
>>続きを読むなんて静かで神秘的な作品
扱っている題材は"伝統風習モノ"で
少女からすれば葛藤の真っ只中ではあるが
水のせせらぎがとても心地良くて癒された…。
信仰やしがらみなんて幻想であり、この泉のように自…
アンビエントムービー
光の使い方が上手くて美しい作品だった
町の風習、保守的な思想が恐れる否定は人生の否定と同等、というのが重く印象付けられた
"真の進歩がかなうのは物質と精神が時を併せ発展した時…
ウンディーネ(水の精霊の神話)を思い出さずにはいれなかった。ジョージアの昔話を土台にしてるらしく、案外、水と若い女性を結びつけ、そこに神秘を感じるのはよくある形なのかもしれない。またセリフが極端に少…
>>続きを読む(C) BAFIS and Tremora 2017