弥生、三月-君を愛した３０年-のネタバレレビュー・内容・結末

• #a_邦画

これって「純愛感動系のハズレがなし」って感じするじゃん。予告編も期待させるやつだったもん。こっちもその気で見るじゃん。にしては薄っぺらいから期待外れ感が…。

学生からの30年間の3月を追っていくん…

流し見でいい作品。両想いなのに、３０年も波瑠は逃げ回り。なんで？って思った。
結婚式やめて飛び出したタイミングで、付き合わないんか～い。

親の借金肩代わりの結婚やめたのに、その後家族がどうなったの…

観終えた直感は、「糸」に似ているなという印象。
主人公太郎と弥生は静かに、しかし運命的に惹かれ合うも、弥生の親友であるサクラもまた好意があることから気持ちに蓋をする。
やがてサクラが病気で亡くなった…

まず主人公が好きになれなかった。
そしてすべてが予定調和的な展開で、セリフもなんか薄くて、「作り物」感、「茶番」感がすごかった。
30年間を描くゆえにひとつひとつのエピソードが短く、感情移入しづらい…

起こる事件のひとつひとつが、弥生と太郎を結ばせるための露骨な布石に感じた。
恋敵の死に始まり、離婚、被災、そして死別に終わる。デリケートな題材を強気に扱う変な空気感、こちらは正直戸惑いが大きいのに祝…

全てはタイミング！サンタが言った言葉。学生時代の恋。
その相手を30年思い続けていて、やっと結ばれた。
両想いだったのに、全てタイミングが悪くて。
誰にでもあの時ああしてれば良かった。と、いう後悔は…