ブライアン・デ・パルマの「キャリー」を思い起こさせる、冒頭の美しいスローモーションが、その後の彼女の不幸を予感させる。
女子中学生がスーパーで万引しようとしたところを店長に見つかり、追いかけられた…
中盤、誰も応援できない展開が続いてしんどかった。終盤少しだけしこりのとれた古田新太の表情が絶妙だった。
被害者の立場で言えば、娘とうまくやれなかった父が自分でもわかっていながら周りを過剰に攻撃して…
誰もが喪失の被害者になり得るし、奪い取る加害者にもなり得る中で、取り返しが付かない物事とどう折り合いを付けていくのかをひたすらじっくりと描いていく。それぞれの後ろめたさと怒りが積み上げられて、ストレ…
>>続きを読むみんながみんな見たいものしか見ずに自分の世界以外を否定してたらだめだよねって話なのかもしれないけど、どう考えても万引きして走り回った娘が始めた物語すぎてなにがどうなっても、いや娘悪くね?としか思えん…
>>続きを読む胸糞悪い。もう2度と見たくないが見たことは後悔していない。1回の判断で人生は180度変わってしまう。誰も間違った行動はしていないが何が正解だったのかあの時こうしておけばよかったと思って今後悔してもも…
>>続きを読む(C)2021『空白』製作委員会