高級住宅街と呼ぶにはあまりにも味気なく見分けがつかない戸建がずらりと並ぶ区画を、折り畳みベッドを肩に下げて次から次へとドアチャイムを鳴らしながら漂流する男。彼がただのマッサージ師でないことは冒頭で分…
>>続きを読む【ポーランドの異色家侵入もの】
東欧映画スペースでよく話題に上がるマウゴジャタ・シュモフスカ。このGWに挑戦してみようと『もう雪は降らない』を観てみた。これが噂通り、変な映画であった。
いわゆる家…
14
Shostakovich
《Jazz Suite No.2》
Chopin
《24 préludes Prelude No.4 e-moll Op.28-4》
Beethoven
《Bag…
これはマジックリアリズムにあらず、ファンタジーなのだろうか?
本作を“優しい”と誰かは言うが、その優しさが分からない。“ちから”を持っているだけで、祖国から逃げてきただけで、そんじゃそこらの人々と…
このレビューはネタバレを含みます
チェルノブイリからやってきてポーランドの要塞町でマッサーをするジェーニャがスーパーヒーローになるお話。画一的な家々は実際の街並みなんでしょうか。
滅茶苦茶にハマってるジェーニャ。仏像みたいな顔付き…
もう雪は降らない。
もう奇跡は起こらない。
シュモフスカ監督の「ラヴァーズダイアリー」は配信で見たことがあり、まあ痛々しい胸糞映画だったので、今回もトチ狂った発狂作かと思いきや、意外と美しいイメー…
何だか 不思議な感覚。
ウクライナの ”チェルノブイリ原発事故”が 背景にあるけど、
彼の持つ 特殊な能力は 冒頭の 役所の許可申請の監査官への接触で分かってくる。
門番がいる 建売みたいな豪邸群…
先日ポレポレ坐でのエクスペリメンタルでポーランドウッチ大学の卒制を10本近く観たのでほんとにそれの延長線上的な一本で肝心なことを仄めかし最後まで濁す演出が巧くカメラも流麗で流石と終始感心、スコリモフ…
>>続きを読む