君はひとりじゃないの作品情報・感想・評価

君はひとりじゃない2015年製作の映画)

Cialo/Body

上映日:2017年07月22日

製作国:

上映時間:93分

3.5

あらすじ

オルガは自分の肉体を嫌っており、摂食障害を患っている。オルガの父は警察の仕事で毎日死体を見ており、もはや何も感じなくなっている。オルガは父を憎んでいる。父は酒に頼っている。セラピストのアンナは、オルガの治療にあたると共に、父のことも気にかける。そんなアンナは、実は肉体以上のものを信じていた。彼女は死者と交信ができるのだった…。

「君はひとりじゃない」に投稿された感想・評価

RINA

RINAの感想・評価

2.7
父親役は好きだったが、主人公への感情移入はバックボーンの説明がないためかできなかった。
セラピストとの関わりも少なかった気がするし、3人それぞれ別個のストーリーがひとつにまとまった感じがする。
324

324の感想・評価

3.6
セラピストがセラピーではなく、スピリチュアルな介入によって家族を再生させるウルトラC。企画意図が理解できないが、治療場面は迫真で良かった。
chiho

chihoの感想・評価

2.5
予告が良かった。

ごりごりのスピリチュアルかと思いきや、そうではない。

冒頭からして謎で、後々わかるのかと思いきやそのままで、もしかして何か見落としたのかもしれないが、それにしてもわかりにくい。

唯一の救いは、ラストかなあ。
家族の問題って、身近故に対峙するのがなおざりになりがちで、誰かが壊れてからようやく第三者の介入があったりして、やっと動き出したりして。
そして、最後はやっぱり家族によって癒される。

自然な流れのラストで良かったのだけど、合間合間の繋がりがあればなあと思った。
Emil

Emilの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ラスト5分をポーランドではシリアス、フランスとドイツはコメディと解釈した、という記事を読んだ。確かに、アンナの人物像を考えればコメディに、ストーリーから考えるとシリアスにとれるだろう。

父ヤヌシュも娘オルガも、妻/母が本当に降りてくることを心のどこかで期待していた。しかし、待てども待てどもやって来ない。しまいには、アンナのいびきが聞こえてくる。それを聞いた父と娘は、顔を見合わせて笑うのだ。
部屋で起きた怪奇現象は、現実でなかったのかもしれないが、2人が顔を見合わせて笑ったのは紛れもない現実だろう。

現実のカウンセリングやセラピーにおいて、カウンセラーやセラピストが出来ることは少ない。何故なら、何かに気づいたり、折り合いをつけるのはクライエント(たち)自身であるからで、カウンセラーやセラピストはそれを支える存在でしかないからだ。カウンセラーやセラピストが劇的ななにかをして、クライエントを助けることは滅多にない。カウンセリングやセラピーを通して、クライエント自身がなにかを感じたり気づいたりすることに意味がある。

ラストにあったのは、カウンセリングやセラピーの『現実』で、妻/母が降りてきたのか、それともカウンセラーのいびきなのかなど、どうでもいいのだ。
中だるみタイムがかなりあったんだけど、そのマンネリ、ダラダラ感がリアルすぎた。
正直まだ、どういう話だったのか整理できなくてザワザワしている。

ずっと哀しい寂しい雰囲気なんだけど、ラストに来てまさかの繊細で優しいシーンがあって親子の未来に希望が見えた。
映画のラストが親子にとってのスタートライン
ハモン

ハモンの感想・評価

4.1
シンプルでストレートで優しくて柔らかくてあたたかい それでいてとても素直なひねくれ感がとてもとても 好きだな。って思った映画だった。
はじめのセラピストの先生の犬との生活を覗きみただけでなんか……なんかスゴく良くて…グッときた。

そんでラストシーンね!
娘が笑ったよ!向かい合って笑ってたよ!素晴らしいね!素晴らしいよ!スゴくステキだった!
あんなにドカーンて涙腺が崩壊したのは久しぶりだったよ!スゴくスゴく良かったよ。
セラピーのシーンもスゴくスゴく良かった。
レタス

レタスの感想・評価

3.5
ただのスピリチュアル映画じゃなかった
全てラストのあの笑顔に救われた
mai

maiの感想・評価

-
半分以上寝てしまい得点つけられず。
東欧の鬱々とした空気とあいまって劇中の食べ物が何故かことごとく不味そうに見えてしまったことが一番の思い出…
糸くず

糸くずの感想・評価

4.2
意地悪さと優しさのバランスが絶妙なスピリチュアル・ドラマ。

幽霊の存在を散々ちらつかせておきながら、最後の降霊会をあんな展開で終わらせるのにあ然としたが、「彼女はもうここにはいない」という認識の共有によって、「わたしたちはひとりじゃない」と手を握る父と娘に、監督の優しさがにじみ出ていて涙がこぼれた。

それぞれの心と体の齟齬に向き合わせるアンナのセラピーは独特で面白く、彼女の視線が向く先もこれまた一風変わっていて、本当に異界とつながっていそうであった。出てくる料理がことごとく不味そうなのもいい。
静かな映画、紙芝居のように動きがあまりない。モノトーンな印象から最後のシーンが色鮮やか。不思議な映画でした。
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