2022/8/2
最初から最後まで、主人公の女性が無表情のまま。彼女の問いかけにきちんと答える人はなく、理不尽な扱いを受けるばかり。が、郵便局員や刑務所員には小包返送の疑問を投げ掛けられるのに、見る…
ブリュノデュモンといいラドゥジュテといい、なぜJAIHOには社会派インテリ斜構コメディばっかり溢れてるんだ。最近の映画祭がこういうの好きというだけかな。なんて悪態をたれつつ謎の義務感でちゃんと見ちゃ…
>>続きを読むJAIHOにて、本日8/2配信終了。
ギリギリで観終わったので、感想を短めに残しておきます。
5月公開の「ドンバス」のウクライナ出身のセルゲイ・ロズニツァ監督が2017年に発表した寓話的作品。
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"全て手配した。準備は整ってるから。行けばわかる"
人間を人間扱いしないロシアの社会の闇をウクライナの監督が痛烈な皮肉を込めて風刺。ある意味通常運転、少しのファンタジーも込めて。猛獣は紳士の顔をして…
訴えたい社会が透けて見える寓話という逃げ、漫画みたいに分かりやすい底辺の住人と型通りの混乱、リアクションありきで次の人物が現れる段取りでしかない構成、物語の何処かで見かけた人たちが全員集まる晩餐会が…
>>続きを読むウクライナ出身の国葬などで
話題の鬼才セルゲイ監督。
ずっと作品などはきになっていたが
ウクライナ出身なこともあり
内容的にも色々と考えてしまった。
刑務所にいる夫に送った
小包が返送される。
夫…
ウクライナ出身のセルゲイ・ロズニツァ監督による、ロシアにおける全体主義国家の腐敗や不条理を描いたリアリティのある寓話。
ドストエフスキーの短編『やさしい女』からインスパイアされたという作品。
ブ…
【第70回カンヌ映画祭 コンペティション部門出品】
『霧の中』に続きウクライナのセルゲイ・ロズニツァ監督作品。ドストエフスキーの短編「やさしい女」にインスパイアされた作品で、ロシア国家の腐敗、不条理…